①授業紹介
僕はブレーメン応用科学大学のインターナショナルビジネス学部に所属しています。ブレーメン応用科学大学と龍谷大学の提携では、インターナショナルビジネス学部では学べないということだったのですが、担当者にその学部で学びたいと言ったら特例としていけました。ただ、学部生で次も必ずこのように融通を効かせることができるとは思わないでくださいともいわれたそうです。そんな僕が今受講している授業を2つほど紹介します。1つはマーケティングという授業です。この授業は英語で行われ、2,30人が受講しています。内容はマーケティングの基礎についての勉強がメインで、僕個人的には日本の経営学部で受けている授業を英語に変えて教わっているような感覚で、ドイツだからというような、授業内容で日本との明確な相違点はあまり感じません。もう1つはコントローリングという授業で、主に財務管理や経営戦略を学びます。この授業も英語で行われ、2,30人が受講しています。そしてこの授業も内容はベーシックで、いうなれば日本の授業の英語版です。この2つ以外の授業も内容自体はほとんどベーシックだと思います。日本の授業との違いは、まずどの授業も割と少人数で、教授は生徒に発言を求めます。また生徒間でのグループワークがある授業もあり、ドイツ以外の国出身の留学生も多いので、日本の授業に比べて、よりインターナショナルであると思います。
②留学生の旅行事情
ドイツに留学している学生のほとんどは頻繁に旅行に行きます。ドイツはヨーロッパの中心に位置していますので、日本からはかなり遠いフランスやイギリス、スペイン、イタリアなど人気の観光地に容易に行くことができます。そしてドイツには、ドイツ国内のバスやトラム、普通電車などのほとんどの公共交通機関が乗り放題になるドイチュランドチケットがありますので、国内旅行なら大体どこでも気軽に行けます(ブレーメンから遠い地域にはICEという長距離電車のチケット買っていきます)。
実際、僕の友達に毎週のように旅行に行っている友達がいて、その人曰く旅行の費用を抑えるコツがあるみたいです。1つは移動距離が長くてもドイチュランドチケットで移動する。次に宿はホステルを利用する。そして、食べ物は、レストラン等行くと高くつくので、スーパーで買うか、最悪コーラとポテチでしのぐとのことです。ホステルというのはホテルと違い、個室ではなく、風呂やトイレ、キッチンなどは共有で、大部屋に二段ベッドが何個も置かれていて、他の旅行者がいる中で寝るという宿のことです。僕はイギリスに旅行に行ったときに実際に泊まりました。泊まる前は防犯面やトコジラミが多いなどの懸念点がありましたが、意外とトコジラミはいないし、防犯面も特に問題ありませんでした。周辺国の魅力とアクセスの良さに焦点を当てればヨーロッパ留学は非常におすすめできます。
(旅行でいったスコットランドのエディンバラ城)