私は関西国際空港からドバイ空港経由でハンブルク空港まで行き,そこからドイツ鉄道に乗って,ロイファナ大学の最寄り駅であるリューネブルク駅に行った.航空会社はエミレーツ航空を利用した.機内食と機内サービスが良く,ハンブルク空港まで快適に過ごすことができた.関西国際空港からドバイ空港に向かう便では歯ブラシがもらえたが,ドバイ空港からハンブルク空港までの便ではもらえなかった.ハンブルク空港まで乗り継ぎ時間も合わせて約15時間かかったので,念のために自身で歯ブラシを機内に持ち込んでおくと良いと思った.
私は日本国籍を持っているので,渡航前にビザ申請する必要はないが,現地に到着してから90日以内に滞在許可(Resident permit)を取得する必要がある.滞在許可を取得するために,ドイツの閉鎖口座の開設と健康保険への加入が必要である.渡航前に,Expatrioというオンラインサービスを利用して対応した.閉鎖口座と健康保険のセットプランが用意されており,難しく感じた手続きはなかったが,一括で約90万円の金額を国際送金する必要があったので,まとまったお金を用意して国際送金するのに苦労した.国際送金をする方法として,日本国内の銀行サービスを利用することもできるが手続きが複雑に感じたので,Wiseというサービス利用して対応した.閉鎖口座はドイツ到着後,現地の電話番号を取得し,有効化の手続きをすればすぐに資金にアクセスできるようになった.健康保険の有効化にはロイファナ大学の在学証明書(Immatrikulationsbescheinigung)をpdf形式で用意する必要があるが,この書類はロイファナ大学のポータルサイトから簡単に取得できた.
9月3日に始めのオリエンテーションイベントがあった.そこでは,始めに,他の留学生と一緒にパンやサンドウィッチなどの軽い食事を取りながら会話を楽しんだ.次に8人程度のグループに分かれ,各グループは担当のチュータの案内でキャンパス内を巡った.その後,Whats Appのグループが作成され,簡単にチュータに相談できるようになった.9月4日には,チュータの指導の下,滞在許可のオンライン申請を行った.申請後,リューネブルク市からメールが届いた.追加の書類が必要らしく,9月27日現在,それらの書類を用意している最中である.
私は研究のために留学しており,ロイファナ大学の授業は履修していないが,ドイツ語の授業は受けた.ドイツ語の授業は9月8日から25日の間の午前中にあり,私はドイツ語初心者のクラスであるA1.1で学んだ.私のクラスでは,ドイツ語での自己紹介を扱い,主語,動詞,疑問形などの基本を学習した.授業の半分近くはグループワークであり,他の留学生との交流の機会にもなり,非常に充実した時間を過ごした.