プラグ変換器やモバイルバッテリーなどはもちろん、私にとって,もう一つの持ってきてよかったものは日本のユニクロで買った防風防水コートです。リューネブルクでは雨が降る日が多く、風も強いため、傘も買ったけどほとんど使わなかったです。そのコートは普通のコートとレインコートの両方として使え、ドイツにいる5ヶ月間(2023年9月~2024年1月)ほぼ毎日着用しました。もちろんドイツでもアウトドア用のコートはたくさん売られていますが、品質の高いものはかなり高価(約200~300ユーロ程度?)であり、日本に帰国後は普段着としてあまり使わないかもしれないと考え、普段着としても利用できるユニクロの商品を選びました。軽量の旅行用サンダルももってきてよかったです。
食品に関しては、カップラーメンやインスタントお味噌汁、日本のグミなども持ってきてよかったです。特にインスタント食品はドイツの食文化に慣れるまでの過渡期に役立ちました。ドイツでパーティーなどに参加する際、自分の国の料理を持って行くと喜ばれることがよくあります。確かに食べ物を通じて人との距離を縮めるのは効果的ですね。リューネブルクにはアジアスーパーが2、3軒ありますが、店舗が小さく品揃えが限られています。アジアの料理を作る場合、調味料を日本から持ってくるか、ハンブルクにある大型のアジアスーパーで購入するしかありません(価格が高めです)。
あと,個人的に持ってきたらいいなと思うのは生理用品です。ドイツでは「脱プラスチック化」の動きが進んでおり、ドラッグストアで販売されているタンポンはアプリケーターなしタイプが主流でした。Amazonなどで購入することができますが、価格が高めです。私の場合、旅行中にコペンハーゲンにあるドラグストアで帰国するまでの必要な分を購入しました。
その他の生活必需品や化粧品は、リューネブルク市内にあるRossmann、Müller、DMなどのドラッグストアで手に入れることができますので、持ってくる必要はないと思います。
ドイツはヨーロッパに位置し、周辺の国を旅行するのが距離的に便利です。研究が忙しくない時にデンマーク、ポーランド、チェコ、そしてイタリアに行きました。基本的に一人旅なので、スケジュールの自由度が高いです。旅行中は様々な人と出会い、新しいことを体験するのが本当に楽しかったです。自分自身から見ると、交換留学前の自分と比べると、今はもっと自分と異なる考え方を持つ人々との交流がスムーズになったと思います。元々中国からの留学生であり、2023年度で日本での生活は4年目となります。日本と中国の文化や生活様式は異なる部分が多いですが、東アジアという共通点もあります。今回のヨーロッパでの交換留学を通じて、さらに異なる文化に触れることができました。ヨーロッパの異文化環境は、自分の考え方や価値観を見直すきっかけとなりました。
せっかくドイツに留学に行ったのに、授業も教授との研究の打ち合わせも全部英語なので、ドイツ語を勉強する気はあまりありませんでした。出発する前と比べて、覚えられた言葉は以下の3つしかありません。 Mit Karte bitte.(クレジットカードでお願いします。) Prost.(乾杯。) Sehr lecker!(とてもおいしい!) リューネブルクで知り合った新しい友達と借りていた家の大家さんはとても優しい人でした。クリスマスの時に友達の家に招待され、伝統的なクリスマスを体験することができました。帰国する前に、友達が集まってさよならパーティを開いてくれました.どれでも一生忘れないいい思い出です.みんなのおかげで充実で楽しい留学生活を送ることができました。これから、ドイツで得た様々な経験を将来の研究やキャリアで活かせればと思います。