Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2025年9月号 経済学部 R.I

①渡航・入国について

関西国際空港からイスタンブール経由でヘルシンキ空港に到着しました。飛行機に乗り慣れていない場合、トランジットでは道に迷ったり予想以上に時間がかかったりすることがあると感じました。私自身、初めての長距離フライトで窓側の席を選びましたが、トイレに行きづらかったため、利便性を考えると通路側を選んだ方がよいと学びました。

また、留学に必要なビザ申請はできるだけ早めに行うべきです。申請には残高証明などの書類が必要となるため、留学が確定した段階で迅速に準備を始めることが重要だと思います。入国審査については特に質問を受けることはなく、パスポートと入学許可証を提示するだけで通過できましたので、過度に緊張する必要はないと感じました。

ヘルシンキ到着後はVR(フィンランド国鉄)を利用してヴァーサへ向かいました。列車は快適で、車窓から見える広大な森や湖の景色は北欧らしい落ち着いた雰囲気を感じさせるものでした。長時間の移動ではありましたが、景色を楽しむことで疲れも和らぎ、これから始まる留学生活に対する期待が一層高まりました。今回の渡航と入国を通じて、事前準備の大切さを改めて実感しました。特に必要書類をきちんと揃えること、現地での移動手段をあらかじめ調べておくことは安心感につながり、スムーズな留学生活のスタートに役立つと感じました。

 

②オリエンテーション・授業選択について

留学生向けのオリエンテーションは到着後の最初の1週間強にわたり実施されました。内容はキャンパスラリーのような形式で、学内の主要施設や利用方法について丁寧に案内を受けることができました。オリエンテーション開始の数日前には、担当のチューターから連絡があり、グループチャットに招待され自己紹介を済ませる機会が設けられました。この段階で他の留学生とも交流が始まり、安心して初日を迎えることができました。

オリエンテーション初日に配布される資料には、住民登録のためのDVV訪問に関する日程やURLが記載されており、生活を始める上で非常に重要な情報が含まれていました。授業選択については、事前にシラバスを確認できるため、履修計画を立てやすいと感じました。実際の登録作業ではチューターが操作方法を丁寧に教えてくれ、留学担当のスタッフにも質問できたため、大きな問題はありませんでした。

ただし、授業実施の形態は日本の大学とは大きく異なり、授業ごとに開講日が異なる点には注意が必要です。オリエンテーションと授業選択を通じて、主体的に情報を確認する姿勢や、不明点を早めに質問する積極性が円滑な留学生活において非常に重要であると感じました。オリエンテーション初日の学食

↑オリエンテーション初日の学食

海がキャンパスのすぐ隣

↑キャンパスのすぐ横が海