①環境について
バルセロナ自治大学はバルセロナの郊外に位置しています。バルセロナ市内からバスで40分ほどの場所にあります。そのため大学周辺は何もありませんが、大学の敷地はとても広いです。また、私はバルセロナ市内に住んでいますが、UABまでのバスが出ているため、通学には困っていません。このバスは大学内も通過し、各学部の建物の前にはバス停があるので移動にも困りません。自然が豊かなので大学内を歩くのも楽しいとおもいます。学生寮は大学の東側に位置しています。
住居についてですが、私はバルセロナ市内に住んでいます。一つのピソをシェアするシェアハウスのような感じです。トルコ人、スコットランド人、スウェーデン人の3人と暮らしています。それぞれ個人の部屋があるので相部屋ではありません。またトイレとシャワーは2箇所あります。彼らは働いているので、それなりに独立しており特に問題もなく快適に暮らしています。
立地ですが、サグラダファミリアまでは徒歩20分で行くことができます。街中を歩くだけでとても楽しいです。バルセロナは交通機関がとても発達しており、地下鉄、バスでどこへでも行くことができます。私の居住地から最寄りの地下鉄は徒歩3分、大学行きのバス停も徒歩3分のところに位置しています。また、周辺にはスーパー、薬局、銀行などが徒歩5分以内にあります。もちろん、レストラン、バー、カフェテリアなどもたくさんあります。人が多く行き交うので治安はとてもいいと思います。
②ビザについて
約一年の留学なのでビザを取得する必要があります。ビザ申請はスペイン入国の三か月前から可能です。領事部にメールで申請日のアポイントを取る必要があります。可能な曜日を聞かれるのでそれを記入し、その返信メールにて領事部から指定された日付と時間が送られてくるので、それに従って東京の領事館に行く必要があります。自分で日程を選ぶことはできません。私の場合は、メールを送った約一か月後を指定されました。
おもに必要な書類は査証申請書、写真、パスポートとコピー一部、入学許可証、医療保険の原本とそのコピー、経済能力を証明するもの(残高証明書など)、住民票の写しとコピー、健康診断書、無犯罪証明書、レターパック(赤)です。
経済能力を証明するものですが、残高証明書を銀行で作成してもらえます。申請日当日、通帳も持っていきました。実際には必要な書類には含まれていませんが、申請日の審査で通帳原本を持っているかと聞かれたので持っていってよかったです。私の審査時間は約5分でした。当日、ほかの人はもうすこし時間がかかっていました。理由としては、原本はあるものの、コピーがなかったり、レターパック(赤)を持参していなかったりしたためです。レターパックを忘れた場合は、近くのコンビニで買うように言われます。実際にほとんどの人が買いに行っていました。
パスポートは審査が完了しビザが発行されるまで領事部が管理します。無事にビザが発給されると、レターパックでビザが貼られたパスポートを郵送してくれます。私の場合は、審査日から二週間ほどでビザが発給されました。必要な書類は少しずつ変更されるので、公式サイトをよく確認することをお勧めします。

バルセロナ凱旋門