①この留学を振り返って
留学開始前は交換留学生として派遣されることが決定されるために、面接や語学試験を受ける必要があったり、金銭面での心配、就活の心配などさまざまな不安要素がありましたが、留学を終わって振り返ってみると、これらの不安を加味しても留学を決意してよかったと心から思います。留学を通して劇的に自分自身が変わったとは思いませんが、自分自身が今まで当たり前に感じていたことや環境のありがたさに気づけたり、知らなかった景色や日本にいるだけでは関わる機会がなかった人と留学を通して出会い世界中に友達を作ることができました。オーストラリアでさまざまな体験や人と話すことで自分の価値観がいい意味で崩れて、自分が日本で送っていた生活にありがたみを感じると同時にここは直したほうがいいんじゃないかと言ったマイナス面にも多く気づくことができました。言語面での成長だけでなく人間的に成長することができたことが留学を通じて感じることができました。オーストラリアにも第二の家族と言える存在ができ、留学の苦楽を共にした親友もできることで今まで考えもしなかった国に訪れてみたい感情やもっと多くの景色を見てみたいと心から感じることができました。今留学に悩んでいる方は絶対に自分の学生時代に後悔を残さない決断をして欲しいなと思います。留学は私が留学前に想像していたものより苦しいことも多かったと思います。しかし、それより楽しかったことが多かったです。私の書いた体験記が今後留学を考えている方の背中を押す存在であれば嬉しいです。
②留学経験をどのように活かすか
留学で得た経験を今後どのように活かすかを考えたとき、まず思い浮かぶのは、英語力と多文化理解力を活かした対人サポートです。アルバイトでは、英語での接客対応や、宗教上の理由などで特別な配慮が必要なお客様へのサポートを積極的に行いたいと考えています。また、他の従業員が英語での接客に困っている際には、自分の経験を活かしてサポートすることで、職場全体のサービス向上にも貢献したいと思います。さらに、外国人観光客向けのツアーガイドとして働くことにも関心があり、英語を使って日本の文化や魅力を直接伝える活動にも挑戦したいと考えています。
将来的には旅行業界への就職を目指しており、留学を通して得た多文化理解力や英語力、異文化での生活経験を就職活動の強みとして活かしていくつもりです。近年、日本を訪れる外国人は増加しており、文化的な違いから誤解や衝突が生まれることも少なくありません。そのような場面で、双方の立場を理解しながら橋渡し役となり、互いに気持ちよく交流できる環境づくりに貢献できる人材を目指します。また、海外に出たことで改めて気づいた日本の魅力を発信し、外国の人々に日本文化をより深く理解してもらう活動にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。