・環境について(大学施設)
私の通っているブレーメン応用科学大学はいくつかのキャンパスに分かれているので、初めの頃は教室を見つけることが難しく苦戦しました。ドイツではトラムが遅れることがほぼ日常なので余裕をもって行動することが大事になります。
私が大学でよく利用する場所はメンザという大学の食堂です。ここでは食事をするほかにもタンデムや日々学生との交流の場として利用しています。食堂にはサラダバーやハンバーガー、スイーツなど種類がたくさんありますが、私はいつも日替わりメニューを食べています。日替わりメニューはほかのメニューよりも少し安く食べることができます。支払いはカードでも現金でも利用できますがクレジットでは毎回手数料がかかるので私は食堂の専用カードを買ってそれに使うお金をチャージしています。
私が驚いたのはドイツのデポジット制度です。メンザでドリンクを飲むときにマグカップ代も料金に含まれます。飲んだ後にレジにそれを返しに行けばお金が返ってきます。なんだか得をしたような気分になります。この制度は大学だけでなく日々利用するペットボトルでも、スーパーに持って行っていくとお金が返ってきます。
また、サービス面では大学で、もしわからないことがあっても日本人の留学生を助けてくれるコーディネーターの方がいらっしゃるので心強いです。
・環境について(街並み・住居)
私が住んでいるブレーメンですが、治安はいいとは言えません。特にブレーメンの中央駅や繁華街にはマリファナや物乞いの人がいて私も何回か声をかけられたことがありますが特に反応をしなければ相手も何もしてきません。夜中を避けたら問題はないと思います。私が一番怖かったのがドイツ人の友達とケバブ(トルコ料理)を食べていた時に私の奥の席の人が何も食べずにじっと私の顔を見ていました。私たちが食べ終わり外に出たタイミングでその人も外にでてきて私たちの後ろについてきました。友達がドイツ語で話してその人は去っていきましたが友達がいて本当によかったなと思いました。夜遅くの外食、そして帰り道は必ず複数人で行動することにします。
ブレーメンはトラムの駅が充実していて移動がとても便利です。はじめはどうやって降りるのか、また何番の電車に乗ればいいのか、わからないことだらけでしたが時間がたてば慣れることができ、今ではいろんなところへ行くことができるようになりました。ブレーメンの町は歩いているだけで楽しめるくらい景色が綺麗です。私の一番好きな場所はSchnoorという場所です。街自体が童話の世界でおしゃれな雑貨屋やカフェがたくさんあります。私はカフェでホットチョコレートとベリーケーキを食べるのが大好きです。ブレーメンの冬は10月末にはフライマーケット、11月末からはクリスマスマーケットなど盛り上がりがずっと続いて忙しいです。
また、私の住居に関しては来る前、到着してからも非常に苦労しました。一番の原因と言えるのはドイツの宿不足です。来る前に留学生の人は自分でWGや大学のサイトを通じて大家と連絡を取らなければなりません。連絡を取る際には自分の軽い自己紹介や部屋、契約についての希望条件などを書いて送ります。最初は返信が返ってこないことがたくさんあるかもしれませんが根気強く連絡を送ればきっと返ってくると思います。諦めないことが一番大事です。この経験から私の精神力はかなり鍛えられたような気がします。
左上の写真は友達とブレーメンのサッカーチームを応援しに行った日
右の写真は今まで食べた中で一番好きなベリーケーキ
左下の写真は日本人とドイツ人総勢約20人でハロウィンパーティーをしました。
まだドイツに来てから約2か月ですが忘れられない思い出がたくさんできました。


