①留学と語学力　②アイルランド旅行（11月21日～24日）

①11月になって留学生活が9か月経ちました。後2か月もすれば帰国しなければいけない事を考えると、「ようやく日本に帰れるのか」と感じたり、「まだ留学を続けたい」と感じたりと、自分の感情が混ざることが多くなってきました。また、語学力に関しては、日々成長を感じています。より高いレベルを目指す為に新たな課題を日々感じたり、見つけたりしています。今回は現状の留学と語学力の2点について述べたいと思います。

現在、後期セメスターが終わりに近づいている中で、まだまだ留学を続けていたいと感じると同時に、早く日本に帰りたいと感じることが増えました。ポジティブな点に関して、前期で自分なりに学んだ社交力（例えば、友人との会話を始めたり、続けるためにはどのように話を持ち掛けたらいいのか）を活かして、後期はより多くの友人をつくる事が出来ています。その為、就活や自習などの1人で集中しないといけないケースを除いた自由な時間に、友人とずっと話していたり、旅行に行ったり等、誰かと共に時間を過ごす時間が非常に増えました。人と話す事が好きだった私にとって、非常に充実した日々を過ごせています。

しかし、ネガティブな感情も感じることもよくあります。例えば、友人に「早く日本食が食べたい」と言ったり、「もう英語で話すの疲れたな」と心の中で思ったりします。あまり深く悩んだり落ち込んだりするわけではないのですが、留学に来て間もないころと比較して、数か月に2～3回感じていたのが、1か月に数回感じるほど、頻度が増えたと思います。今まで長期間、異国の地に身を置くことがなかったため、前向きに考えると非常に有意義な時間を過ごせているのだと感じています。

語学力の向上に関しては、私がスロバキアに来た頃と主観的に比較して、非常に向上したと感じます。特にスピーキングの流暢性やヒアリングの力などに自信がつきました。最初の頃は、周囲の人たちの英語を聞くことだけでも精一杯だったのが、今では理解して、素早く、流暢に自分の意見を言えるレベルまで上達したと感じているため、非常に成長していると感じています。

また、日々成長しているからこそ、今までは考えることのなかった新たな課題を見つけることもできます。現在は、日常的な会話は十分にできるものの、複雑な構文が作れない、適当な発音が出来ない、語彙力が足りない、発言に詰まった時のフィラー（I mean等）を多用する点などが課題であると感じています。客観的な英語で考えてみると、B2レベルの中間～上位レベルに位置していると思います。留学後もC1レベルを目指す為に現在感じている課題を少しずつなくしていきたいです。

②11月はアイルランドに旅行しました。前期セメスターに知り合い、現在でもたまに連絡し合うポルトガルの友人ともう一度会いたいと感じていたため、その友人と彼の友達の計、9人で旅行しました。アイルランドはEU加盟国であるものの、シェンゲン協定には加盟していないため、出入国の場合は審査があります。入国の際は旅行目的や宿泊先などの質問がありました。あまり深く聞かれることはないものの、宿泊先の名前を見せることは必要になると思います。物価に関してはスロバキアよりも少し高いです。例えば食品が1つにつき、1～3€程度は高くなると思います。

1日目は首都のダブリン市内観光に時間をかけました。11月現在は16～17時頃に日暮となっており、18時にはあたりが真っ暗になります。また、複合施設（ショッピングモールなど）が19時頃になると、閉店になっていました。もちろん街全体ではなく、酒場やレストランなどは夜遅くまで空いており、非常ににぎやかな街だと感じました。

（ダブリン市内の景色）

2日目はダブリンから西に離れたCliffs of Moherと呼ばれる崖に行きました。この崖はアイルランドの最西端の場所に位置しており、非常に風が強かったことを覚えています。私たちはバスツアーを予約してこの場所に来たため、道中にはその他の有名な建築物を見たり、お勧めのレストランを紹介してもらい、そこで昼食を取ったりと、1日中様々な経験をしました。

（Cliffs of Moherの景色）

3日目はGuiness Storehouseと呼ばれる博物館？に行きました。Guinessとはアイルランドのビールのブランドであり、黒ビールで少し苦みがあり、クリーミーな特徴があります。内装は1階から7階までで構成されており、各回に展示（ギネスビールの誕生について詳しく）、今までどのようなCMが放送されていたのかが学べます。その他にも出来立てに近いビールの試飲や、1杯無料でビールを飲むことが出来ます。

（Guiness Storehouseの館内）