Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2025年11月号 国際学部 M.M

・授業紹介

ヨエンスーでの生活も一か月が経ち、通学や日々の過ごし方、授業の進め方に少しずつ慣れてきました。ここでは10月に履修した授業を中心に、「授業紹介」として授業の特徴や学び方の違いをまとめます。まず印象的だったのは、私が履修した授業の多くが「数回の対面授業+課題(グループワークやレポート)」という形式だったことです。毎週決まった時間に講義を聞くというより、最初の数回でテーマや前提知識を共有し、その後は課題を軸に学習が進んでいきます。そのため、学校へ行く目的も「授業に出る」だけではなく、学食で食事を取り、図書館で課題を進めることが生活の中心になりました。図書館にいる時間が長く、授業外の学習が重要な構成だと感じました。対面授業の内容としては、例えば私が受けた授業の一つでは、ディスクリミネーション(差別)をさまざまな場面で捉え直し、まずクラス全体で意見を出し合いながら認識をすり合わせる時間がありました。ここでは「何を差別と捉えるのか」「どこに問題が生じるのか」といった基準を丁寧に確認し、議論を通して共通理解を作ることが重視されていました。その後はグループを作り、授業としての集合回数は減り、プレゼンテーション準備→発表→レポート作成という流れで学習が進みました。つまり、授業そのものよりも、グループでの話し合いと成果物の完成度が成績や学びの中心になっていたと思います。10月は特に、図書館での学習とグループミーティングが日常の大部分を占めました。図書館での勉強は一人で黙々と進めるよりも、現地の友達と一緒に夜まで残って作業することが多く、分からない点をその場で確認できたり、互いの進捗を共有できたりする点が助けになりました。課題中心の授業では「授業時間外にどう学ぶか」が大切なので、こうした学習環境を作れたことは大きかったです。また、インディペンデント形式の授業も履修していましたが、この時期はまだ本格的には取り組めておらず、週に数時間ずつ読み進めたり整理したりする程度でした。ただ、講義が少ない分、自分で計画を立てて進める必要があり、今後は時間配分や学習の進め方をより意識する必要があると感じました。10月は「授業は短く、課題で深める」というこちらの授業スタイルを体験し、学び方そのものを切り替える入り口になった一か月でした。

・休み

休みの日ですが、この時期はサウナやジムに通う回数が増えたこともあり、ひとりで過ごす時間はほとんどなく、自然と友達がたくさんできました。よく行く食堂やサウナ、ジムでは同じ時間帯に顔を合わせる人が多く、軽い挨拶から世間話に発展し、気づけば週末に遊びに行く仲になっていました。サウナでは入り方やマナーを教えてもらったりして、会話のきっかけが尽きませんでした。10月頃は思ったほど気温が下がらず、みんなでスーパーへ買い出しをして、湖の近くや公園でBBQをしたりして楽しむことが多かったです。ソーセージや野菜を焼き、温かい飲み物を片手に焚き火を囲む時間が楽しかったです。各所に焚き火台が整備されていて、自然の中でゆったり過ごす休日はフィンランドならではだと感じました。ほかにもビリヤードに行ったり、街のイベントやカフェを開拓したりして、少しずつ行動範囲も広がりました。毎週土曜日は誰でも参加できるサッカーチームに加わって試合をし、色んな人と仲良くなりました。そこでできた友人の中にはUEFの学生もいて、授業の内容などの情報交換をしながら、図書館で一緒に勉強したりしました。イベントについてですが、UEFのInternational studentのオーバーオールを着て友達とハロウィンパーティーに参加したりしました。