Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2026年1月号 国際学部 M.M 

①この留学を振り返って ②留学経験をどのように活かすか (+α最後に)

 

 

①1月21日をもって私のスロバキア交換留学は終了しました。約1年間の現地で生活を通じて、自分自身の学びを深めただけでなく、様々な国籍の友人と共に時間を過ごし、様々な考え方や物の見方を得ることが出来たと感じています。個人的に、大きなカルチャ―ショックを感じず、ほとんどのことをポジティブに考えながら生活が出来た1年間だったと思います。スロバキアを留学先にして非常に良かったと感じています。

学習面では、私自身、卒業に必要なほとんどの単位をすでに修得していたこともあり、現地ではあまり多くの授業を取りませんでした。しかし、数少ない中でも全ての授業を通じて良い経験になったと思います。大学で学んでいた専門的な分野の知見を増やす為に東ヨーロッパに行きたいと考え、コメンスキ―大学の特徴に興味を持って留学を決意しました。結果、英語だけでは履修することが出来ず、自主学習を進めることとなりました。しかし当大学が展開する幅広い学問や、他学部の授業も履修できるという寛容的な環境があり、様々な授業を履修する中で自分自身がまだまだ知らないことがあることを痛感しました。それと同時に、知らないことを知っていくことの楽しさを感じました。

また前後期通じて、自身が専門的に学ぶ・学ばないに問わず国内外の情勢・政治に非常に敏感な学生が多いことを常に感じていました。例えば私と同じ人文学部に所属していた学生の中でも、政治学や国際関係学等を学んでいる学生が非常に多かったです。また私の後期のルームメイトは理系の学生なのですが、毎朝ニュースを見ていました。私自身も友人から日本の政治に関していろいろ聞かれることがあったのですが、答えられなかったことがあり、その経験から最低限でも政治ニュースを見るようにしています。

次に、日常生活では常に刺激的な毎日を過ごすことが出来ました。日本では両親と過ごしており、食事・洗濯などの身の回りのことを頼っていました。留学では全てのことを自分で行う必要があったため、勉強と生活の両立の大変さを感じました。その為、少しばかりではあるものの身の回りのことを一人でも出来るようになったと感じています。

また、様々な国に旅行に行ったり、週末になるとバーに行き朝3時に帰って来たりと、娯楽にも非常に時間を費やしました。何よりも、ルームメイトや寮に住む友人達との何気ない時間や食事会等が一番楽しかったと感じています。文化が大きく異なる人との共同生活では、生活習慣や性格の違いから時には少々トラブルが起こったこともありましたが、価値観・異文化を受け入れる能力や、自分の意見もしっかりと主張する能力などが身に着き、良い経験になったと思います。ただ、人と話す事が好きな私にとって、どれも楽しい経験でした。

 

②留学経験を通じて、今後もより語学力を向上させたいという想いと、留学経験を社会人でも活かしたいという想いがより強くなりました。

スロバキアに来て間もない頃や前期セメスターと比較して、後期セメスターはより積極的に発表できるようになったと感じることが増えたり、日常的にも友人と話が盛り上がるほど、話せるようになったと感じることが増えました。しかし、まだ伸びしろがあると感じています。例えば、学んだことのない学問では全く意見を出すことが出来なかったり、複雑で文法的に正し文章を作ることが出来なかったりと、様々な課題があると捉えています。そのため、帰国後も語彙力やライティング力等の時間を日常的に確保したり、留学中に出会った友人や龍谷大学内で開催される留学生との交流を通じて、スピーキング力も継続的に伸ばしたいと考えています。

また、留学を経験したからこそ、将来はグローバルな環境で働ける人間になりたいという想いが強くなりました。多国籍な環境で価値観を共有したり、互いに外国語である英語を話したりと、どれも簡単なことではないですが、それらの経験があったからこそ、将来もそのような環境で活躍できるような人材になりたいと考えました。おそらく留学を経験せずに四年間大学生活を送っていたら、そのような考えは生まれなかったと思います。その為、いろんな観点から、この留学を経験できてよかったと感じています。

 

最後に: 

2025年から1年間、私のマンスリーレポートを読んでいただきありがとうございました。私自身、スロバキアでの過ごし方や大学での学び等、出来るだけ伝わりやすくすることを考えながらレポートを書いてきました。スロバキアという国は皆さんにとってあまりなじみのない国だと思います。留学の動機が「語学力向上」である人が多い思いますが、英語が第一言語でないスロバキアでも、教授や、他国から留学に来る学生は基本的に流暢な英語を使う人ばかりです。また、コメンスキ―大学では、歴史・政治・言語、その他さまざまな学問を「人文学部」を通じて学ぶことが出来る環境があります。それに加え、他の学部の授業にも参加し、合格した場合に単位に変換してもらえる環境もあります。どのような目的をもって留学をしたいのか悩んでいる人にとっては、当大学を選ぶことを個人的にお勧めしたいと思います。