今回は、日本から持ってきてよかったもの、自然の身近さが生む文化の違い、について書こうと思います。
①日本から持ってきてよかったもの
日本から持参したものはどれも役立っており、すべて持ってきてよかったと感じています。なかでも食品は、醤油、だしの素、インスタント味噌汁、お米、日本のお菓子、ごま油、めんつゆ、マヨネーズなどです。特に、だしの素はパスタやスープに少し加えるだけで日本の味を感じられますし、インスタント系は一息つけるので良いです。持ってきたお米の量は12合でそんなに多くはないのですが、月1回のペースで食べていたらいつの間にか慣れました。また日本のグミやキットカットなどをたくさん持ってきました。一か月目の時は、新しい環境による不安やストレスが多く、慣れ親しんだ味の食べ物を持ってきていたことで自分の精神を保つことができていたと感じます。また海外の友達にお礼としてキットカットを渡した時とても喜んでくれて、持ってきてよかったと思いました。
日用品では、保湿系、クレラップ、炊飯袋、計量カップ、カトラリー、まな板と包丁、はさみ、お皿、洗濯ロープとピンのついているフックなどです。特にダイソーの炊飯袋は、袋に入れたお米を沸騰したお湯に入れるだけでおいしく炊けるので重宝しています。また南京錠やセキュリティポーチは旅行の際凄く役立ちます。キッチン用品はこっちで買うと高いので持ってきて正解でした。
衣服類は、中に着込めるウルトラライトダウン、またタオルを多めに持ってきてよかったです。サウナによく行くので水着も必須です。また厚手のダウンも持ってきたのですが、ヨエンスーにはセカンドハンドショップがいくつかあり、そこでジャケットや服を買ったりもしました。
また、デジカメを持ってきてよかったです。写真を撮ることが好きなので、友達と早起きして朝日を撮りに行ったりして、旅行先の思い出を後から見返すのも楽しいです。部屋を飾る用の自分の好きな小物やマステを持ってくることもおすすめです。
逆に持ってきたらよかったなと思うのは、鍋の素、スマホショルダー、本や単語帳です。
②自然の身近さが生む文化の違い
五か月が経ち、時の流れの速さに驚くとともに、ここでの生活が残り少ないことにはやくも寂しさを感じています。フィンランドでの生活を通して、日本との文化の違いには、自然が身近にあることが関係しているのだと気づきました。
森の中にはどこまでもつづく小道が沢山あり、そこで犬の散歩をしている人をよく見かけたり、森の小道を抜けると湖につながっていて、凍った水面の上にたくさんの足跡がついていたり、私にとっては非日常的な空間ですが、現地の人にとってはそれがとても身近な存在なのです。11月~1月にかけては日照時間が短くなり、特に11月は曇りの日が多かったです。そのため、太陽が見えた日はそれだけで幸福を感じ、太陽の有難みに気づかされました。
フィンランド人は、内向的でパーソナルスペースを大事にする性格であると聞いていて、実際にかかわってみて確かにそうだなと感じることもあります。
私がいいなと思うのは、困っている人がいると必ず声をかけるところや、沈黙を気にしすぎないという文化です。私が出会ったフィンランド人の友達は皆落ち着きがあり心が広く、真の優しさを持っています。一見クールそうに見えますが、話してみるとフレンドリーな人が多く、話し方から心の温かさを感じます。また、親しくなるまでは程よい距離感で接することが大事だと思います。このような性格は私にとって凄く居心地がよく、フィンランドを選んでよかったなと思います。
このように、シャイなところは日本人と似ていると感じる一方で、やはり根本は異なるのかなと思います。そうした違いの背景には、自然が日常の一部として存在し、人々の価値観や人との距離感に影響を与えていることが、少なからず関係しているのではないかと思います。
突然木まで凍り始めて、街全体が氷に包まれています

フィンランドの伝統工芸品の授業で作った刺繍

−20℃の中公共サウナに行った
