Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2026年5月号 経済学部 R.I

 ついに留学が終わり帰国した。これまでのマンスリーレポートが少しでも役に立っていると嬉しい。最後に①この留学を振り返って②留学経験をどう活かすか。の2点についてまとめたい。

① この留学を振り返って

今回の留学は、私にとって初めての長期海外生活であり、多くのことを経験できた貴重な時間だった。渡航前は、英語で授業についていけるのか、海外で生活していけるのかという不安が大きかった。しかし、実際に生活を始めると、ルームメイトや現地でできた友人たちに助けられながら、少しずつ新しい環境に慣れていくことができた。

特に印象に残っているのは、多国籍の学生と一緒に受けた授業やグループワークである。日本ではあまり経験してこなかったディスカッション形式の授業が多く、最初は自分の意見を英語で発言することに強い緊張を感じていた。私は英語を間違えないように意識しすぎてしまい、発言をためらうことが多かった。しかし、周囲の学生たちは文法の正確さよりも「自分の考えを伝えること」を大切にしており、その姿勢に刺激を受けた。そこからは、完璧を求めすぎず、まずは話してみることを意識するようになった。その結果、以前よりも英語で会話をすることへの抵抗感が少なくなり、自分からコミュニケーションを取れる場面も増えたと感じている。

また、生活面でも多くの学びがあった。日本とは食文化や生活習慣が異なり、最初は戸惑うことも多かった。スーパーでの買い物や公共交通機関の利用など、日常の小さなことでも慣れるまでは苦労した。しかし、そのような経験を通して、自分で考えながら行動する力が身についたと思う。さらに、異なる文化や価値観を持つ人々と交流する中で、自分の中の「当たり前」が必ずしも世界共通ではないことを実感した。

授業以外でも、旅行や現地での交流を通して多くの経験をすることができた。日本では出会えなかった価値観や考え方に触れたことで、自分自身の視野も広がったと感じている。この留学は、語学力の向上だけではなく、自分自身を成長させる大きな経験になった。

 

② 留学経験をどのように活かすか

今回の留学で得た経験は、今後の大学生活や将来の人生の中で活かしていきたいと考えている。特に、自分から積極的に行動することの大切さや、多様な価値観を受け入れる姿勢は、留学を通して強く感じたことである。

留学前の私は、英語に対して苦手意識があり、間違えることを恐れて積極的に話すことができなかった。しかし、実際に海外で生活する中では、自分から行動しなければ何も始まらない場面が多くあった。授業で分からないことがあれば質問をし、友人を作るためには自分から話しかける必要があった。そのような経験を繰り返す中で、「完璧でなくてもまず行動してみること」が大切だと学んだ。今後も、新しいことに挑戦する際には失敗を恐れず、まずは行動してみる姿勢を大切にしたい。

また、留学中にはさまざまな国や文化的背景を持つ人々と交流する機会があった。同じ授業を受けていても考え方や価値観は人によって大きく異なり、その違いを知ることができたのは非常に良い経験だった。以前は、自分の中の基準で物事を考えてしまうことも多かったが、留学を通して相手の背景や考え方を理解しようとする姿勢が大切だと感じた。今後は、相手の意見を一方的に否定するのではなく、まずは理解しようとすることを意識していきたい。

さらに、英語力だけでなく、コミュニケーションの大切さについても学ぶことができた。言語が完全でなくても、相手に伝えようとする姿勢や、相手の話を理解しようとする姿勢があれば、コミュニケーションは成り立つことを実感した。この経験は、今後日本で生活する中でも、人間関係を築く上で役立つと考えている。

今回の留学は、自分にとって新しい環境へ挑戦する大きな経験だった。困難なこともあったが、それ以上に多くの学びや出会いがあり、自分自身の成長につながったと感じている。今後は、この経験を一時的な思い出で終わらせるのではなく、これからの行動や考え方に活かしていきたい。