この一年を振りかえって
1年間の留学というとすごく長いように思っていましたが、実際留学が始まるとすぐに時間は過ぎていきました。私の留学生活も残り100日程しかありません。慣れない環境のせいでしんどかった時もあれば、外国だからこその新しい発見や楽しかったことも多かったです。留学が始まってすぐの時期は日本で一人暮らしをしたこともなかったので家族が恋しくなったり、今と違う寮に住んでいたため食事を自分で準備しなくてはいけなかったり、新しい環境に適応するのが難しくて体調を崩したりもしました。毎日必死で一日一日すごく早く過ぎて行った気がします。しかしいつからか生活に慣れてきたのか時間が全然進んでいないように感じる時期もありました。そのかわり余裕が出来てきて、ただただ毎日が楽しくもありました。語学堂の休みを利用して釜山など旅行に行ったり、インターンシップやサークル、いろいろなイベントにも参加したりと、韓国に来てから活動的になれました。留学に来てから知った韓国語能力試験にも中級、高級と二度挑戦しました。この試験のおかげで語学堂以外に韓国語を勉強する機会が出来ました。学校で習うこと以外に新しい韓国語にも出会え、試験前には一日中勉強をしていました。でも好きで勉強がしたくて留学に来たのでこの機会のおかげでいっぱい勉強出来てよかったです。留学のおかげで成長できたことは確かだと思います。韓国以外にもいろんな国の人と関わることができ、いろんな年齢層、価値観を持
った人に出会え、いろんなことを得ることができました。残りの留学生活今まで以上に充実させて悔いのないように留学を終わらせることが出来るよう努めます。
帰国後どう留学生活を生かす予定なのか
この留学で学んだことはたくさんあります。韓国人だけではなく日本人、韓国に留学中の様々な国の人達からいろいろなことを得ることができたように思えます。留学とはとても特別な経験だと思います。私も留学に来てから視野が広がったように思えます。物事を多面的に見ることの重要さを知りました。実際韓国に来てからそうだと思い込んでいたことと実際が全然違ったということもよくありました。日本に帰国して3回生になったら韓国のゼミを取ります。韓国のゼミを選んだ理由もこの留学を無駄にしたくなかったからです。留学を通して得たことを生かしていきたいです。それから留学先で現地の学生にはたくさん助けてもらいました。最初来てすぐの時は何も分からない状態だったので現地の学生の助けが本当に嬉しかったです。龍谷大学に帰ってからは私が韓国で助けてもらったように留学生の手助けをしたいです。異国で生活する大変さや言葉がうまく通じない時の悔しさなどを理解できるのも留学を経験した人の特権だと思います。それから将来は韓国と関係のある職に就きたいと考えています。そのためにもこの一年の留学が無駄にならないよう日本でも韓国語に触れなければいけないし、残りの大学生活は将来をしっかり考えながら送りたいです。
韓国留学を考えている人へ
留学生活を送ってきた中で一つ後悔していることがあります。まずは自分に日本についての知識が全然ないということです。語学堂では様々な国籍の学生がいるため故郷について聞かれることが多いです。日本ではどうなの?と聞かれた時分からなくて答えることが出来なかったことが何度かあり、自分の国について自分はこんなに知らないのかと恥ずかしくなりました。だから日本について知ることも留学準備に必要なことだと思います。それから留学に来る前にはこんなことをしたいとかこんなことを得て帰りたいとかいろいろ考えます。でも実際留学が始まってしまうといっぱいいっぱいになって自分が目標としていたことを忘れがちになります。私も充実した留学だったけど考えてみるともっとこうすればよかったと思う点があります。留学が始まる前に具体的な目標を一つでも作っておくべきっだったと後悔しています。私は目標を立ててはいましたが具体的なものではなかったため、結局いまだにほぼ何の答えも見つかっていない状態です。この経験が誰かの役に立てればいいなと思います。それから、韓国には無料のイベントやコンサートなどがたくさんあります。韓国の音楽(K-POP)や韓国の文化を体験できるものもたくさんあります。私もK-POPのコンサートのおかげで地方に旅行に行けたり、好きなK-POPを聞いた時今まで分からなかった韓国語の歌詞の内容がだんだん理解できるようになっている自分の成長ぶりを実感する機会にもなりました。韓国留学したいと思っている方は留学したらぜひ行動的になって限られた時間を悔いのないよう過ごしてほしいです。