試験について
私がこれまで試験を受けた科目は2つあり、1つは筆記試験と、もう1つはセミナーとディスカッションの試験です。スウェーデンの試験の制度は日本と異なっていて大きく異なる点は、ある試験にfailしても3回まで再試験を受けることが可能であるということです。1回目の試験で点数が30点以下であったとしても再試験を受けることができます。そのためチャンスは多くあることになります。しかしその分試験の内容は厳しく、しっかり勉強をする必要があります。1つの科目は1ヶ月半ほどと短いですが、その分1つの科目を集中して試験に臨むという点も日本と異なるシステムの1つです。
筆記試験: 私が受けた筆記試験は龍谷大学のものとは少し違っています。教科はスウェーデン語で、時間が2時間半と長時間にわたり、内容は半紙10枚ほどのテスト用紙に文法や単語や長文問題、作文などさまざまな分野が問われます。私はスウェーデン語はこの授業で初めて習ったので、文法も単語も全く違うスウェーデン語に初めは苦労しましたが、短期に1つの科目を集中して取り組んだため、深く勉強することができました。
セミナーとディスカッション: もう1つの試験はスポーツの授業の試験です。この授業ではこれまで学んできたスポーツに関する内容を踏まえ、日本のスポーツに対する文化、歴史とスウェーデンとはどのように違うのかをディスカッションしました。さまざまな国の考えをディスカッションすることができ、勉強になりました。
治安、危険を感じたこと、トラブル等について
私が住んでいるヴェクショーの町が田舎ということもありますが、危険はなく暮らしています。また、ほとんどのスウェーデン人は英語が堪能で外国人に対して優しいと思います。ただ、日本と違う点は週末になると各寮でパーティーがおこなわれたり、また大学内にあるクラブが開かれるため、酔っぱらった学生が多くいることです。そのため週末の夜遅くに1人で出歩くとトラブルに巻き込まれる可能性もあると思いすが、私はこれまでそういったトラブルはなく、日本と同じように過ごしています。 しかしヴェクショー以外の地域となると全く話が異なります。私は先日チェコに行ったのですが、英語は通じず、スリや犯罪なども多く発生しているとのことで、自分の身は自分で守るという意識を持つことが大事だと実感しました。また、いかに私が住んでいる場所が安全かということがわかりました。
スウェーデンの食事について
スウェーデンの食料品の物価は日本とだいたい同じです。果物や野菜は日本のものより安く、また肉類や乳製品は日本よりも高いです。野菜といっても高いものもあれば安いものもあるため、平均すると日本と同じくらいだと思います。しかし肉類は日本よりも断然高いです。また、魚類も高いため、なかなか買うことができないです。私はサーモンの冷凍を買っています。しかしそれでも高いため、安く簡単に作ることができるパスタを毎日のように作っています。また、海外の他のコリドーメイトも同じようにパスタを作っているので一緒に作ったり、パスタを交換したりと、楽しく暮らしています。