●授業紹介①●
リネウス大学の授業はまずシングルサブジェクトコースとプログラムに分かれています。コースの方は1つの授業が7.5クレジットで、だいたい1ヶ月~3ヶ月間授業が行われ、最後の授業で試験が実施されます。時間帯や日数は授業によって様々で、固定のものもあれば週ごとで変わるものもあります。授業の時間割はそれぞれの授業のファーストミーティングで初めて分かるので、時間帯が被ってしまって行けない授業が出てくる可能性がとても大きいです。でも、オフィスに行けばドロップアウトできるし、代わりに違う授業を取ることもできます。プログラムの授業は1つが30クレジットで、1セメスター通して行われます。時間帯や日数もだいたい固定です。なので、授業が被るという心配はありません。
私はシングルサブジェクトコースを取っているのですが、そのうちの1つを紹介したいと思います。
-Swedish Culture, Leisure & Sports-
この授業はスポーツを通してスウェーデンの文化や習慣を知ろうというものです。教室でレクチャーを受けることもありますが、主にみんなで体を動かすことが多いです。いわゆる体育の授業です。スウェーデンの学校では必ず教わるボールゲームやダンス、体操などをキャンパス内にある体育館で実際にみんなでやったり、キャンパス外に行きオリエンテーションをしたりと、日本では経験のできないことをたくさんやりました。この授業は留学生ばかりで、初めてやるという人がほとんどなので、みんな楽しんで参加しています。最近の授業ではダウンタウンにあるアイスホールでアイススケートをやりました!これは日本でもやったことがあったのですが、やったことのないアイスホッケーもすることができたので、とても楽しかったです。でも大変なのは、この授業は曜日や時間帯が固定ではないので、たまに他の授業と被ってしまうことがあるのと、朝早くから行われることがよくあるということです。私はあまり朝に強いほうではないので、2度程寝坊してしまいました…。幸いにもこの授業の受講生が多かったため、2つのグループに分けられており、そのグループによって時間帯が違うのですが授業内容は全く同じなので、お昼からのグループに参加することができ、欠席にはなりませんでした。授業が被ってしまっているときも、もう1つのグループに参加することができるので心配ないです。
●カルチャーショックについて●
カルチャーショックというほどのことはまだ経験していないのですが、1つ思ったことは、こっちの人たちは結構時間にルーズだということです。人もそうなのですが、特に電車やバスはよく遅れることがあります。ある日私がバスに乗ろうとしてバス停で待っていたのですが、なかなかバスが来ず待ちぼうけをくらったことがあります。10分15分ほどの遅れならまだいいのですが、そのバスは結局来ず、1時間以上待って次のバスに乗ることが出来ました。その日が日曜日だったこともあり、本数が少なかったのでしょうがないのかもしれませんが、とてもイライラしました。最近ではこちらの生活にも慣れてきたので、多少遅れてもそんなに気にしなくなりましたが、バスに乗るときは気をつけています。
もう1つはお店の営業時間です。日本ではコンビニは毎日24時間開いているし、他のお店も平日と休日そんなに関係なく遅くまで開いているのに対し、こちらのお店は平日は18時まで、休日は早くて15,16時に閉まるお店もあります。なので土日にダウンタウンへ買い物に行く場合はお昼前から行かないと時間がありません。唯一24時間開いているのはガソリンスタンドにあるコンビニだけだと聞きました。それでも私自身はそんなに不便に感じたことはないので、それほど気にすることはないです。
私がスウェーデンに住んでいる間にしようと思っていることはもちろん旅行です!ヨーロッパに住んでいる人にとっては簡単に出来ることなのかもしれませんが、日本に住んでいる人にとってヨーロッパ旅行は時間もかかるしお金もかかるので、私もこちらに来る前はあまり旅行というものをしたことがありませんでした。しかし、今はスウェーデンに住んでいるので他のヨーロッパの国へ行くのにお金も時間もそんなにかからないので、時間があるときにいろいろ旅行しようと考えています。すでに私の友達でクロアチアやドイツ、ポーランドなどへ旅行に行った人たちもいます。私はまだスウェーデンからは出ていないのですが、今週はストックホルムへ友達と泊まりで行ってきました!ベクショーはとても小さな町なので、ストックホルムの町はとても大きく感じました。来週はドイツとベルギーへ行く予定です。ドイツは1度行った事があるのですが、ベルギーは初めて行くのでとても楽しみです。観光するだけでなく現地の人たちとも触れ合うことができたらいいなと思います。
せっかくヨーロッパにいるのだから、1つの町に留まっていないで、できるだけたくさんの国を訪れ、様々なことを学んで日本に帰りたいです!