オリエンテーションについて
パースに到着してから授業が始まるまでの2週間は、様々なオリエンテーションが行われました。必ず出席しないといけないオリエンテーションは大きく分けると3つあり、寮に関するもの、留学生全体のもの、交換留学生のためのものがありました。寮については基本的なルールや共同生活のうえでのアドバイスなどに加え、寮には居住者であれば自由に使える様々な娯楽施設があり、それらの紹介もありました。また、留学生のためのオリエンテーションでは、パースやオージーイングリッシュの紹介、さらにパースに住むにあたっての注意事項など現役の警察官の方がオリエンテーションに来て現地の様々なルールを説明してくれました。交換留学生だけのオリエンテーションでは主に授業の登録に関することでしたが、他にもアルバイトの情報や交換留学生だから参加できる格安な旅行に関する情報なども教えてもらいました。
正直なところ、すべてのオリエンテーションに参加はしていたものの、英語で行われるオリエンテーションを全て理解できたわけではありませんでした。しかし、マードック大学には日本語を教えている日本人の先生がおられ、日本人だけのオリエンテーションを行って下さったので、その時に日本語で大切なことを再度説明してくださり、他のオリエンテーションで聞きもらしたことやここで生活するにあたり大切な情報をきちんと理解できました。
またこれらに加えこの2週間の間には、強制参加ではありませんでしたが、オリエンテーションの一環として様々なイベントが行われました。例えばパースシティを展望できるKings Park、とても綺麗なビーチ、昔のパース刑務所、カンガルーやコアラと触れ合える動物園のようなところを訪れるなど、パースの町を知るには絶好の機会がたくさんあり、とても楽しめました。
1カ月を過ごしてみて
今回わたしは実際にパースで約1カ月生活をしてみて、感じたことや経験したことを書きたいと思います。私はパースにオリエンテーションが始まる2日前に到着し、フラット内で私が1番初めに到着したため、すぐに最低限の日用品などを買いに行く必要がありました。しかし大学から15分くらい歩いたところに日本でいうと、ホームセンターみたいな場所とスーパーマーケットがあるので、不便を感じることはありませんでした。また、私の住んでいるフラットについて紹介すると、6人部屋のうち2人がオーストラリア人、2人がアメリカ人、1人がシンガポール人という私以外はみんな母国語が英語です。みんなフレンドリーで時間が合うときは一緒にご飯を作って食べたり、一緒に図書館で勉強したりと、良いフラットメイトとに巡り合えたと感じています。
また大学の寮にはオーストラリア人に加え様々な国の留学生がいます。アメリカ・マレーシア・ドイツ・シンガポールからの学生が多いかなと感じますが、他にも中国・南アフリカ・韓国・イギリスなどその他いろいろな国からの学生がいます。特にオリエンテーションの期間は、他のフラットの学生と話したり新しい友達をつくる絶好のチャンスであったため、積極的にいろんな人に話かけました。しかしながら、いろいろな出会いを通して感じることは、やはり英語力の差です。私達日本人に比べ、たとえ英語が第二言語であっても他の国からの留学生は難なく様々なトピックの会話を楽しんでいます。日々、自らの実力を思い知り落ち込むこともありますが、アグレッシブさを忘れずに、毎日ベッドから出てベッドに入るまで起こったこと感じたこと全てが勉強だと思い、邁進していきたいと思います。