Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2013年2月号 法学部 M.M

i) 授業紹介 後期編

履修については下記のフリーテーマで触れます。
自分のレポートからは、3つのレギュラークラスを紹介したいと思います。

“Oral Communication”

スピーチです。毎回スピーチです。
毎回の課題として、いろいろな形のスピーチが出されます。それを授業で発表して、
時々少しだけコミュニケーションそのものについての講義が入る授業です。
自分的には、この授業が一番身になっている気がするので、今セメで一番 当たりの授業だと思っています。

一応 教授に確認した方がいいですが、この授業の教科書は買う必要ないです。
教授に聞くと、使わないから買わないでと言われました。 だったらrequiredってシラバスに書くな!笑

“Introduction of Human Communication”

上の”Oral Comm.”よりも、よりコミュニケーションそのものに焦点をあてた授業です。
いろいろな種類のコミュニケーションの形やメディアによる変化などを、講義やグループワークで学びます。
また、プレゼンはもちろん、Windowsのムービーメーカーで(Macユーザーも)コミュニケーションについてのムービーを 自分のナレーション付きで作ったり、portfolioといった、課題のスタイルがとてもめんどくさいです。笑
実際、その課題について、ネイティブの生徒たちからの不満の言い合いで授業が一個潰れるということがありました。笑

自分的に、今回の後期で一番ハズレ感が否めない授業です。笑
ちなみに、教科書は買わずにレンタルできます。

“Legal & Technical Aspects of Firearms”

1セメスターで12単位分以上、(ほとんどの授業が3単位×4つ以上)を受けることが前提となっています。
履修当時、英語系2コマ、特に話すのが中心系1コマ、専門系1コマ、ストレスしのぎ系1コマの5コマ編成で練ろうと考えていました。
言葉に迷って ストレスしのぎ と書きましたが、龍大でいうスポーツ系みたいなやつです。
とにかく おもしろいものを! という遊び半分で、でも真剣!という授業も1コマ欲しくて この授業を選びました。
実際に警察を目指している人、遊び半分の怖そうなやつ、そこそこ高齢のおっちゃん、から成り立っている不思議な授業です。笑

簡単に説明すると、前半は火器・銃についての講義。後半は実弾射撃訓練です。
ちょうどこの記事を書いている今週から実弾射撃練習が始まりました。

実際に射撃をすると凄く緊張し、また 新鮮な感じがたまりません。気持ちいいです。 
たまにテストこそあるものの、課題がある日は少なく わりと楽に受けられる授業なので、
おもしろい枠としては良い授業です。実技訓練が始まると毎週楽しみになります。

ただし 最初の講義時は、電子辞書が離せません。
初回の講義での専門用語、例えば瞳孔膨張とか、何とかっていうホルモンとかのような専門用語の山で、気が遠かったです。笑
銃のパーツについての講義からは、プリントも配布してくれるので わりと楽になります。

 

ii) 余暇の過ごし方

課題に慣れるまでや 多い日は、みんな基本的に図書館です。自分は独り 歩いてスタバに行ったりしてます。徒歩40分。笑

モール(小さい)以外の場所での買い出しは、基本的に車を持ってる友人に頼まないとキツいです。
近くに小さいガソリンスタンドがあり そこで食料が買えますが、たいした物もなく、値段も割高で、夜11時には閉まります。
Joplinのようなド田舎で24時間営業のコンビニなど無いです。見たこと無いです。

最近の週末は、ソフトボールの練習や その指導をしたり、テニスしたり、友人の家で得意の料理を作ったりしています。
また 徒歩30分の所にバッティングセンター(のようなところ笑)があり、日本と比べてビックリするほど安いので(25c/5球)、 
マイバットを持って打ちにいったりしています。
ジムや、プールもあります。が、自分は前期に比べると格段に行かなくなってきました。横腹がピンチです。

日曜日の夕方にはホストファミリーの家に行き夕食、
月曜日の夜はボーリングという、暗黙の了解もできてきています。笑
(近くのボーリング場では月曜19時からの限定で、ゲーム・シューズ・飲み物代が全て$1になります。 )

前期は金曜や土曜の夜に友達の家に行き、朝までいるということがよくありましたが、
後期に入ってからあまりなくなってきました。
夕方に起きて一日損した気分になるのが怖く、何よりしんどいです。笑
でもよく誘われます。全然知らない酔っぱらいからも、その場のノリでよく誘われます。
うっとしい相手には NOと言える日本人なりましょう。 麻薬も流行っている地域なので注意です。
やったことのない自分たちでも、間違いなく麻薬的な匂いだなと分かる、独特の匂いプンプンの人もたまにいます。

International Clubのイベント事も週末に時々あります。

 

iii) 後期の履修登録

フリーテーマです。今回は後期の授業紹介があったので、後期の履修についても書いときます。

授業は冬休み明けから始まりますが、履修登録期間は早い段階で長期的にあります。

いくつかのレギュラークラスは定員制であり、予備登録の抽選で決まる龍大とは違い、早い者勝ちの先着制です。(シラバスやポータルサイトでも確認できます。) 
ここで前期にESI(英語の語学授業)を受けていた生徒に混乱が生じます。
履修期間の最後の方の時期にある、ミシガンテストを受けてスコアが出ないとレギュラークラスが受けれるかどうか分からないからです。

結論から言うと、ミシガンテスト以降の履修で大丈夫です。
これは1年前にMSSUに留学した先輩に聞いたことですが、
「自分は交換留学生で、ミシガンテストを受けないとレギュラーを受けれるか分からなかった」
「留学の期間は2セメスターだけなので、これがMSSU 最後のセメスターになる」 
「この授業に興味がある」 
この3点を授業の担当教授に直接伝えにいくと、大概は受けれるそうです。
自分の場合もそうでした。

注意すべきは1点!絶対にその履修クラスの担当教授と話しましょう。

基本的に ほとんどの日本人の交換生は、ESI長の先生を通して履修登録をすることになります。(自分一人で勝手に履修登録は不可) 
その際に、「この授業はこんな授業」「この先生はこういう授業」「この授業は、君にはどうかなぁ…」 というようなことを先生が言ってくれます。

その ことごとくが間違っています!

上記で記述したOral Comm.の授業説明、ESL長の先生の話しを聞いて 受講するかだいぶ迷ってしまいました。
キープのつもりで履修しておいて、1回受けてダメだったら返金可能期間に辞退しようという気でいきましたが、
この授業が結果的に、後期で一番身のなるようないい授業となっています。 聞いてた授業スタイルと全然違います。

そのクラスの担当教授と、授業スタイルや課題などを事前に聞いておくと、
「こんな授業と思ってなかった」「授業行きたくない」という可能性を減らせますし、
さらに 担当教授の好感度も上がります。
英コミの人は納得する人も多いと思いますが、ぶっちゃけた話、 西洋人の先生はひいき目が激しいので これも大事です。笑

 

ice stormで 2日連続の休講日となり、
祝日がないのに5連休という奇跡。

こっちで自分の誕生日を迎えられて本当によかったです。
パイ投げと小麦粉で 派手に荒々しく祝ってもらいました。 笑

自分がチューターをしていた頃から よく遊んでた2人にも
今では すっかりお世話になりっぱなしになっています。