環境について(大学施設、サービス、住居、街並みについて)
マードック大学South Streetキャンパスの特徴はとにかく広大で自然豊かであるということです。Cockburnなどのオーストラリアの野鳥や日本では見られない動植物をよく見かけます。また、キャンパスのほぼ中央に位置するBush Courtは綺麗な芝生が広がり、お昼時になるとランチを食べに集まる学生の憩い場となっています。
もちろん設備面でもマードック大学は充実しています。図書館はその典型例で、特に私の気に入っている場所が3ヶ所あります。まず、Learning Commonという24時間365日開放のスペースです。パソコンが常備40台近くあり、(自前のパソコンが壊れてしまったので助かっています)、多くの学生が課題作成に取り組んでいます。課題が多いので、私も毎日利用しています。次に、館内に数ヶ所設けられているQuietスペースです。集中して毎週のReadingを読みたい時に利用しています。そして、勉強で疲れたら併設のカフェテリアでコーヒーとマフィン(Raspberry white choc chip muffinが一番のお気に入り)を買って一息つきます。館内で飲食ができ、友達と話すことができるのも日本の図書館との大きな違いだと感じました。
龍谷の交換留学生はみな大学併設のMurdoch University Villageに住んでいます。大学へは約5~8分です。VillageはNorth(新)とSouth(旧)に分かれており、私はSouthで他に五人の学生 (男女) と暮らしています。それぞれの部屋と共有のダイニングキッチンとバスルームがあります。Villageのネット・Wifiは有料です(学内は無料)。
自由テーマ「交通機関」
今月はパースの交通機関についてレポートします。パースのバス・電車・フェリーはTransperthという公的機関によって運営されています。一つの会社によって運営されているため、次のような利点があります。まず、バス・電車・フェリー間の乗り継ぎが出来ます。例えばバス車内でチケットを購入すれば、そのチケットを使って電車に乗ることが出来ます。次に運賃が安く済むことです。4ドルあれば大体の場所へ行くことが出来ます。同じ区間内であれば乗り降り自由です。そして、運賃をもっと安く済ませるにはSmartRiderという電子カード(ICOCA・SUICAのようなもの)を購入することをお勧めします。半額以下の運賃で交通機関を利用することが出来ます。また、バスと電車の乗り降りもカードをタッチする(パースではTag On/Offという)だけで済むので大変便利です。
私が見つけた日本の交通機関との相違点をいくつかあげたいと思います。まずバスですが、手をあげないと止まってくれません。(Hail the Bus!)バス車内には停車ベルがありますが、社内アナウンスはありません。なので、どこで降りるかを覚えていなければ、乗り過ごしてしまいます。乗り降りは前からでも後ろからでもできます。つぎに電車ですが、(バスも同様に)荷物を置く棚がありません。ドアは自動ですが、ドアの近くのボタンを押さなければ開きません。もちろん座席ヒーターもありません。日本の交通機関と比べるとそれぞれ便利なところと不便なところがあるのが分かります。