Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2013年6月号 国際文化学部 A.H

・治安、危険を感じたこと、トラブルについて

韓国に来てから治安の悪さを感じたことや大きなトラブルに遭遇したことはありませんが、交通面で危険を感じたことや金銭面で不便を感じたことがあります。

交通面ですが、韓国ではタクシーや公共交通機関であるバスも運転が荒いことが多いです。バスなどに乗ってしまえばこちらはあまり気をつけようもないですが、席がある時は立たずに座るのが良いと思います。大学のシャトルバスも大学前の細い道では通行人に触れそうになりながらの運転で、見ていてヒヤヒヤすることもしょっちゅうです。しかし通行人も道を横切ったり狭い道で横並びに歩いたりと、私たち通行人が気をつけなければならないと思う場面にも多く遭遇します。

金銭面についてです。現在、主に奨学金を使って生活をしていますが他にキャッシュパスポートというものも用意しました。キャッシュパスポートは日本で日本円を入金して海外に行ったら現地通貨(韓国ならウォン)で現金を引き出せるというカードです。釜山にこのカードを持ってきたら利用できるATMが大学の近くには一台しかないことが分かりました。外国発行のカードが使えるATMであればどこでも利用できると考えていたので、始めの頃は不便を感じました。このようにお金に関しては、海外発行のカードがどのATMで使えるかなど細かいことも下調べをしておき、複数の支払い方法を準備しておくのが良いと思います。

 

・韓国の行事

釜山では5月ぐらいから行事、祭りのようなものが多く行われていたようで、私もヘウンデという所にある海水浴場で行われた「モレチュクチェ」に行ってきました。モレとは韓国語で砂のことなのですがで、浜辺に有名な映画のワンシーンやキャラクターが砂で形作られたものがずらっと並んでいました。この作品は無料で見ることができ、訪れた週末は人も多く、海で遊んでいる人も多かったです。浜辺には多くのテントが張られていて物を売ったりするほかに、韓国の伝統衣装を着ることができる体験コーナーなどもありました。また浜辺から離れた一般の道路でもステージが組まれダンスやバンド演奏などの催し物が行われていてとても賑やかでした。観光地でこのような行事が行われれば観光もでき行事にも参加できるので、機会があればあちこちの行事に足を延ばしてみたいと思います。

 

・釜山の天気

日本と同じような気候だといわれる釜山も6月中旬から梅雨に入りました。釜山の梅雨は雨に加えて海が近いことから風が強いと聞いていて、実際に台風のような天気の日もありましたが6月末現在、毎日雨が降り続くということはあまりないです。気温は晴れていると暑いですが、日陰に入ると涼しく、半袖で過ごしていて丁度良い気候です。個人的な感覚ですが、日本の梅雨と比べて湿気が少ないように感じます。もちろん雨が降ればジメジメしますが蒸し暑い日は今のところあまりない気がします。梅雨はまだ続くようですが雨が降らなければ過ごしやすい気候なので釜山は今一年でも快適に過ごせる時期のひとつだと思います。