今月のテーマでは、日本から持って来て良かった物について述べる。
筆者は渡航時に普通よりも多くの荷物を持ってきた。筆者が選んだ飛行機会社では荷物の制限が23kg程なのだが、そこにプラス20kg程多く荷物を持ってきた。服、靴、生活用品、勉強道具その他雑貨と様々にあるが、現地に到着してから買う物を出来るだけ少なくしようと思い、追加料金は掛かるがプラス20kgの荷物を持ってきたのだ。そのため現地で最初に揃えた物は、布団、枕、ティッシュ、洗濯用の洗剤、初めの2週間程度の食料、教科書である。これでも日本円で約2万5千円は掛かると考えておいた方が良い。筆者は約1万5千円で揃えることができた。普通であればここにドライヤー、電気スタンドが必要なのだが、前持って昨年の派遣学生に連絡を取りその2つを譲って貰った。最低限の荷物で渡航をすると、勿論現地で買えそろえれば良い話なのだが、予想以上にお金が掛かる上に、この時期に日本円をウォンに換金すると損になるため、できれば奨学金で生活をしたい考えが先行する。その上奨学金が振り込まれるまでに2週間程時間が掛かり、正直やりくりが苦しい。学校で作る釜山銀行も手取りが悪いため、奨学金を得るまでにかなりの時間が掛かる。やはり1番持ってきて役に立つ物はお金である。前持って日本での銀行を用意するなり現金で持っていくなり方法は色々あるが、自分にとって1番良い方法を考えるべきだ。
今月の自由テーマは7月11〜19日の間にソウルの京畿(キョンギ)大学で行われた京畿大学主催、全国バスケットボールサークル총장배 (総長杯)に参加してきた内容について述べる。筆者が所属する東亜大学のバスケットボールサークルDUBA(以下DUBAとする)は15,16日に試合があった。DUBAは15〜17日までソウルに滞在し、15、16日に一般の試合と新入生だけで行われる試合を行った。筆者は新入生の試合に出場しDUBAは1勝1敗という結果であった。
新入生の試合にはソウルと釜山を合わせた6つ程の大学が参加し試合を行った。その時もやはり女性の選手はおらず、筆者一人だけが女性の選手であった。しかし、男女の関係はなく試合に参加できるため、筆者も精一杯プレイをして、新入生の試合が全試合の中で1番楽しいと感じられる程であった。試合の時はソウルにいるDUBAの先輩も観覧に駆けつけた。先輩達に多くのアドバイスを受け、自分の課題やこれからの目的も見出すことができ、良い経験となった。京畿大の学生達とも試合の後に、お酒の席で交流する時間があり、その時も楽しい時間を過ごせた。お酒の飲み方で文化的に違うため、驚くことが後をたたなかったが、それもまた韓国の文化体験であったと思う。3日間の間試合や交流、釜山からソウルまでの移動などと忙しい時間であったが、この上ない充実感を手に入れられたと感じている。