Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2013年4月号 経営学部 H.K

この1年を振り返って

振り返ってみると、信じられないくらい月日が経つのが早く、あっという間でした。ミズーリでの生活は、思っていたより大変な事もあり、一方で多くの有意義な経験もでき、私の人生の上でとても貴重なものになりました。初めてジョプリンについた時、これからやっていけるのかという不安な気持ちや、今まで行った事がないような田舎さにびっくりした気持ちは今でも忘れませんが、留学生活を終えた今、のどかで温かい人がたくさんいるジョプリンの事がとても好きになりました。また、日本に居る時の何倍も勉強していたので、自然と勉強する姿勢が身に着きました。予習・復習だけでなく、課題やグループワーク等も同時進行しなければならなかったので、タイムマネジメントが上手く出来るようになったと感じます。1年という長期での留学なので、モチベーションを保つ事が大切です。私も課題等に追われて投げ出したい気持ちに駆られる事もありましたが、留学に来た目標や応援してくれている人たちの事を思い出してモチベーションを保っていました。頑張った分はきちんと結果に出てくれので、それだけ達成感を感じる1年でした。また多くの国からのインターナショナル生が多くはありませんがいるので、アメリカだけでなく多様な文化に触れる事ができ、視野が広がったようにも感じます。


帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

留学では勉強だけでなく多くの事を学ぶことが出来ると思います。1人で困難な状況を迎える時もあり、積極性や行動力、また考える力が必要な場面が多くありました。そういった面はこれから社会に出ていく上で必要だと思いますし、学校や仕事でだけでなく日常生活でも常に意識していきたいと思っています。私は国際経営に興味を持っていて、現地でもそういった授業を取りました。やはり日本とは違う視点で学ぶことは興味深く、さらに関心が増したのでより深く勉強していくつもりです。帰国後は現地で学んだことを活かして、グローバルなフィールドで働く事を目標にし、そのための資格の勉強をしたいと思っています。留学したことにより、自分になにが足りてないのかも明確になりました。英語の勉強も、キープするためではなくさらなる向上を目指して続けていくつもりです。また異なる文化を持つ友人も多く出来ました。特に宗教の違いは面白かったです。これからも異国間での相互理解を深めていければと思います。私自身が日本の文化をもっとよく知り、発信していきたいと思います。

 

留学を考えている方に

留学に行くというのは、人によっては大きな決断になると思います。初めての海外という人もいるかもしれません。英語力や費用といった面での不安もあるかと思います。私自身も留学前はいろんな不安を抱いていました。しかしやるべき事をしっかりして、意思を強く持っていれば成長して帰ってくることが出来ると思います。楽しい事ばかりではありませんでしたが、私自身成長を感じますし、達成感も大きいです。何より、現地で出会った毎日一緒に過ごすルームメイト、一緒にプロジェクトなどをやりきったクラスメイト、いろいろな面で助けてくれたスピーキングパートナーなど、かけがえのない友人がたくさん出来ました。アメリカの家族も出来ました。もし迷っていたり、不安を感じているなら、思い切ってチャレンジしてもらいたいです。それだけの価値があると思います。迷う前にまず行動です!頑張ってください。