夏休みのこと
ライン川沿い Wolfssee Duisburg
ドイツの夏はカラッとしていて本当に気持ちがいいです。さわやかな朝に思わず目を覚まし、人々は皆オープンカフェで時間を過ごします。ライン川沿いで寝転がり、おいしいアイスクリームを食べながら散歩をして、また芝生の上に寝転がって読書をしたり、音楽を聴いたりして日光を思う存分浴びます。木々には緑がいっぱい生い茂って、湖には人や鳥たち、犬たちが集まって水浴びをします。そして皆でウインナーやビールを持ち寄り水辺でバーベキューをしたり、日光浴をしたりもします。夜の23時まで日が出ているので、自然と体も元気です。ようやく日が暮れるころには、森を散歩して、蛍の光を見ながら友人と語らいます。これが、ドイツの夏です。
湖でグリル 22時を過ぎても明るい
私は夏休みも毎日大学付属の語学学校に通っていたのですが、授業が終わればいつも湖やプール、散歩に出かけて日光を浴びていました。その結果、ドイツに留学したのに、まるで南の国に留学をしたかのように真っ黒に日に焼けてしまいました。ドイツの夏は短いといわれていたので、ここぞとばかりに一生懸命太陽と楽しみました。湖や広い公園で吹く風は最高に気持ちがよく、そこで食べるレモン味のアイスは絶妙です!とにかく自然といっぱい触れ合って、ドイツの学生たちが出かけるオススメスポットに全部出向いてみてください。どこもかしこも自然いっぱいで、日本では体験できないようなすがすがしい夏を味わえること間違いありません。
夏はイベントも多く、移動遊園地があちこちで開催され、花火を見ることもできます。移動遊園地も独特でおもしろいです。音楽の野外イベントもたくさん開催され、毎日が楽しい雰囲気になり、ドイツのみんなが活発になります。
歩くだけでも楽しいKirmes am Rhein 夏の野外イベント
私にとってはっきりした夏休みはなかったものの、毎日の日光浴の楽しみ、そして10年来の大切な友人が3週間私のところに滞在したことも大きな楽しみでした。彼女に現地の友達を紹介して一緒に公園で話したり、週末にドイツを周遊したりしながら、私たちの深い友情を再確認した忘れられない夏です。ドイツに来て半年目になるころだったので、友人との旅の途中、電車のトラブルや宿泊先のトラブルがあったのにもかかわらす、ドイツ語で問題なく対応できたのが自分なりに嬉しく、このような小さな喜びを大切にして前に進んでいきたいと考えた夏でもありました。