Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2014年2月号 社会学部 A.F

試験について

冬セメスターでは社会学と政治学の聴講と週3回のドイツ語クラスを取りました。テストを受けたのはドイツ語クラスだけです。ドイツ語クラスではクリスマス休み前に中間テストと学期終わりに期末の2回テストを受けました。主に筆記、リスニングと、期末では口頭の3つで評価されます。テスト実施日は筆記とリスニングですが、事前に授業でプレゼンテーションをして、それが口頭能力として考査されます。筆記では読解と文法、独作文があります。ドイツらしく、または欧米らしく、読解問題では出されたテキストに対する自分の意見を書く事が多く、問題文には「テキストからの引用は認めない」という注意書きがあります。日本では単にテキストの内容把握の正誤問題や正しく引用できるかを問う事が多いので、少し新鮮でした。中間テストの独作文では辞書が使用できましたが、期末では使えませんでした。

私は帰国後に単位申請をしませんが、もし単位申請をする場合はシラバスと受講の証明書が必要になります。証明書は講師に前もって必要の旨を伝えておく必要があります。できれば学科の授業も授業登録をして、試験を受けることを前提に講義に参加したかったです。しかし、ドイツの大学ではどの授業であっても内容を講義内容把握し、講義中にディスカッションや自分の意見を言う必要があり、自分の言語能力では正式に学科の講義に参加することはできませんでした。

 

自由テーマ:帰国準備について

帰国は3月のはじめを予定しています。そのため2月は授業とテストと帰国準備に追われます。まず退寮についてStudentenwerkと管理人Hausmeisterに相談します。私は寮の手続きができないまま渡航し、入居に少し苦労させられたので、離れるのが名残惜しいです。StudentenwerkとHausmeisterに相談すれば、あとは適切な指導をしてくれます。寮の契約が3月までなのですが初旬に帰国なので、相談して家賃の引き落としを早めてもらいました。退寮時に部屋の破損等をチェックされるので、自分で清掃をしておく必要があります。その際、やり直しを言い渡されることがあるので、退寮のチェック日には余裕を持っておく必要があります。また寮によっては非常に厳しいチェックをされるので気を付けて念入りに掃除した方が良いです。そのため私は1週間程度、近隣のホテルの一室を予約しました。また、今年はイースターが遅いので大丈夫なのですが休暇などでHausmeisterがいない場合があるので、やはり前もって相談し、予定を合わせておく必要があります。荷物はDHLで前もって日本に送り、できるだけ身軽に帰国できるようにしました。持ち帰らない物は廃棄する以外に、他の留学生にあげたり、寮の倉庫に置いたりします。まだ使える、1年しか使ってない物もありますし、今後他の入寮者が使ってくれると嬉しいです。私も倉庫から鍋とコップとカトラリーとドライヤーを拝借して使っていました。

寮の家賃の引き落としが終わり次第、銀行口座を閉じます。それも多少日取りに余裕を持った方が良いです。口座開設の際に言われますが、口座を閉じる際はあらかじめお金を全て引き出しておくと手続きが楽です。

発つ鳥跡を濁さぬよう、スムーズに帰国したいです。