Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2014年3月号 国際文化学部 E.H

<授業について>
今セメスター受けている授業のうち1つ紹介したいと思います。Finnish Folk Cultureという授業で、この授業にはレクチャー (講義) がありません。その代わりに指定された本を読んで試験を受けるか、あるいは教授から出されるテーマに沿ってエッセイを書くという授業になっています。ちなみに私は試験の変わりにエッセイを書いています。1つのテーマにつき2~3ページで、それを5つ提出するようになっています。テーマは主にフィンランドの国民的抒情詩である“カレワラ”について、またフィンランドの東西における文化的違いについてなどがあります。初めはレクチャーがないのでどうエッセイを進めようか困っていましたが、分からないことがあれば躊躇わずにメールで質問するか、研究室に直接来て聞いてね、と教授に言われたので今のところ順調に進んでいます。本を読む量もエッセイの量もかなりあるのでなかなか大変ですが、フィンランドの文化を知る良い機会だと思って励んでいます。

<日照時間について>
こちらはもう随分日照時間が長くなり、いよいよ春が来たなぁと皆さん話しています。最近(4月6日現在)は日が昇るのが朝6時頃、暗くなるのは20時頃で、19時や20時にもなってまだ少し明るいのは不思議な感覚です。最近は日の出が早いおかげで早起きになり、健康的な生活リサイクルを送っています。今の時期に比べて冬場は日照時間が本当に少なく、最短で3時間しかありませんでした。あの時期は一日中眠たくて体もだるく辛かったので、日光というのは人間にとって本当に大事なんだなぁとしみじみと思い知りました。今は、雪が解け日の光で森はキラキラして美しく、改めてフィンランドに着てよかったなぁと心から思っています。先日天気がとてもよかったのでカメラを持って歩いて学校まで行きました。その時の写真を2枚載せておきます。