Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2014年5月号 国際文化学部 R.M

環境ついて

※自分の部屋の窓からの景色です。

・住居について

私の住居は中央駅(Essen Hbf)からは少し離れた場所にあります。しかし写真でもわかるように、寮の目の前が駅なので、交通はとても便利です。バス停も同じく目の前にあり、夜間バスも本数は少ないですが、走っているので終電はあまり気にすることなく過ごすことができます。中央駅では、郵便局、銀行、スーパーや、レストラン、映画館や、本屋、買いたいものはほぼここにあると思います。私自身も、買い物へ行く時は中央駅まで出ています。

 

私は今EssenにあるSommerburgstraßeに住んでいます。ここの寮は一人ずつ部屋があって、トイレ、シャワー、キッチンを4人で共有しています。共有スペースは毎朝掃除のおばさんがきれいにしてくれます。寮の部屋には、机と椅子、クローゼットと冷蔵庫、洗面所、ベッド、カーテンがあります。布団や、シーツ、電気スタンドなどはないので買う必要があります。Wifiもありません。ネットは有線でつないでパソコンを使えますが、決して便利ではありません。洗濯機、乾燥機はここの寮に住む人全員で共有しています。私がここに来て感じたことは、同じ寮でも階によって雰囲気が全然違います。私の友達の階は、よく一緒にご飯を作って、食べたりして、食器なども共有して使っていますが、私の階では全く異なっていて、それぞれみんな自分の食器、調理器具を使っています。鍋やフライパン包丁、まな板、食器、寮到着して買い物をするのが大変でした。中央駅から少し歩いた距離にIKEAがあるのでそこを活用しているひとが多いです。近所の人とも、私の階ではキッチンで会った時くらいしか会うこともないので、話す機会は少ないです。どちらがいいのかは、人それぞれですが、住む国の人が違えば、雰囲気も異なります。もちろんほかの階のひとと仲良くなれる機会もたくさんあります。

 

それから私は今ドイツ語の授業だけをとっていて、授業は全部Duisburgで行っています。私の寮からはだいたい1時間ほどの場所にあります。Duisburgにはキャンパスの場所が点々としていて、二年前頃に新しい食堂ができたらしく、いくつかの寮からとても近いため、そこでご飯を食べに行く学生も多いそうです。そしてDuisburg Hbfにも、Essenのようなお店がたくさんある大きな通りがあります。Duisburgでも買い物は不自由ではないと思います。授業が始まってからは、キャンパスが離れているので、寮をDuisburgにすればよかったなと後悔しています。反対にDuisburgに住んでいて授業は全部Essenという友達もいるので、どちらにするのかは、考えて決めたほうがいいです。

※入寮について

写真は入寮前の部屋の様子です。前回も少し書きましたが、入寮の時は大家さんと連絡をとり、いつ鍵をとりにいくのか、連絡をとります。そして指定された時間にかぎをとりにいって、一緒に部屋に、どこか壊れていたり、不自由な点はないのかチェックする必要があります。私の場合は、私がドイツに着く前にバディーが連絡をとってくれていて、鍵も一緒にとりに行ってくれました。入寮時、多くのことをバディーに助けてもらいました。ネットも全くつながらず、困っていたのですが、はじめて会ったのにもかかわらず、近くの部屋に住んでいるひとがたくさん助けてくれました。初めてのことばかりで不安ばかりで、声をかけるのも同じ日本人ではないので少し勇気がいるかもしれませんが、みんな助けてくれて優しい人ばかりなので、本当に困ったときは、頼るということも大切であると感じました。

 

 

自由テーマ

・ドイツのスーパー

 

もう少しドイツのスーパーについて紹介しようと思います。日曜日、祝日は閉店法というものがあり、ほとんどのお店は閉まってしまいます。(マクドナルドや、パン屋さん、花屋、美術館などは通常通り開いているところもあります。)日本では日曜日にお店が閉まることはほとんどないので、最初はすごく不便に感じるかもしれません。運良く、Essenの中央駅には日曜、祝日関係なく開いているスーパーがあるので、とっても便利です。

ジャガイモや人参、たまねぎ、などは写真のように1kgいくらと売られているのがほとんどです。日本とはちがって、イチゴやラズベリーはとてもやすいです。でもよくみて買わないと、カビが生えているものがお店に並んでいることもあるので気をつけて下さい。あと買い物袋も買わなければ行けません。がほとんどの人は各自で鞄や袋を持ってきたり、一度買った袋を何度も再利用しています。これは、スーパーだけでなく、他のお店でも袋はいるか?と聞かれます。袋をくれないお店もあります。パン屋さんでは紙袋です。エコバックを持つことが常識のようなものなのかもしれません。

お店の横に、ペットボトルをリサイクルするための機械があります。そこに飲み終わった空のペットボトルを入れると、1本あたり0、25€の買い物券が出てきます。すなわち、元からペットボトルの飲料水には、デポジット料金が含まれていることになります。袋にたくさんのペットボトルを持った人がたくさん並んでいることもあります。ドイツで生活していると、環境への配慮をあらためて感じることができます。