Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2014年4月号 国際文化学部 M.I

シラバス取得法

多くの学生達がシラバスを必要だとしていても、渡す渡すと言いつつ結局はいただけないことが常でした。しかし、私たちは一期生の交換留学生としてなんとしても手に入れたく、何度も何度も先生にお願いをしてきました。よく先生の言う「あとでメールに添付して送るから」は信じてはいけません。ベトナムに来た初日にも、そしてお会いするたびにも、シラバスの事を学科長に言ってきましたが、結局はもらえませんでした。しかし、ベトナム語科が開いているラストチャンスである卒業式後にもう一度お願いすると、ようやくその場で作ってもらえることに。担当者は今聞いたのか、明らかに不機嫌になり、先生とは思えない暴言をはかれるのでとても悲しかったです。「不機嫌なら何をしてもいい」「感情は全面的に出す方がいい」という考え方は先生であっても健在です。

シラバスについては何度も何度もお願いしてきたのに、結局は担当者に伝わっていなかったということです(しかし、学科長からの命がないと担当者の方も動いてくれないので根気が必要)。また、ひどい暴言をはきながら制作されたシラバスは、「月曜日:教科書Ⅰ ○○先生」「火曜日:教科書Ⅰ ○○先生」と、ベトナム語で書かれており、時間割や詳しい授業内容も分からないものでした。

結局ハノイ大学のDirector of Research Management DepartmentのChung先生(日本語堪能です)に相談し、国際部やベトナム語学科に働きかけていただき、ようやくなんとかなりました。後日学校宛に英語で書かれた成績表やシラバスをスキャンしてメールで送ってくださるそうです。国際部に直接働きかければよかったのですが、国際部は以前、「ベトナム語学科の問題は自分自身でベトナム語学科の先生とで解決しなさい。ここは書類作成や奨学金管理をするだけで、ここには留学サポートデスクはない」と言われていたため関わってくれるとは思いませんでした。いつも相談しに行く国際部とは別の場所にある、国際部の所長のいるオフィスにいると対応してくれるという事が分かりました(A棟の玄関の正面にある左の部屋です)。

これからシラバスでもめた時には、A棟にある国際部の所長とお話するのが一番スムーズです。

*後日談:シラバス送付について相談した際、最低でも1週間以内には送るよ、と言ってくださったのですが、結局2カ月後にいただきました。