① この留学を振り返って 私がバルセロナ自治大学への留学の試験を受けることを決めたのは、試験の一週間前でした。私にとって今まで交換留学に行くという考えはなかったのですが、友人や先輩方と話をしているうちに、スペインにもう一度行きたいという思いが強くなり、留学試験を受けてみることにしました。留学をするべきかどうかも悩みましたが、今では留学を選択して良かったと本当に思っています。私のように、留学を意識するのが遅かった人、留年することに迷いがある人は結構いると思いますが、交換留学だけでなくどんな形でも是非海外に行くことを選択してほしいと思います。 私は以前に1か月間スペインでの語学研修でスペインに来たことはありましたが、長期の海外留学は初めてだったので、たくさんの手続きや金銭面、留学に向けての学習など、悩むことたくさんありましたが、留学が決まってからの6か月間やスペインでの10か月間は、周りの友人や先生方、なにより家族の助けがあったからなんとかやっていくことが出来たと思っています。 バルセロナ自治大学は、スペイン語の学習にはあまり向かない大学だといわれることがあります。確かにカタルーニャ語がメインの大学なので、提携校はないですが他の地方の大学の方が特化しているとおもいます。しかし、日本語を学ぶ現地学生は非常に多く、彼らはもちろんカタルーニャ語だけでなくスペイン語も話せますし、留学生向けのスペイン語の授業ももちろんあるので、多くの留学生と知り合うことが出来たので、彼らと出逢うことが出来たことは本当に財産になりました。 ② 帰国後どう留学経験を活かす予定か バルセロナへの留学で得た経験は、今後の就職活動や職場などで活かしいきたいと思います。海外で働くことにはこだわってはいませんが、機会があればスペインやラテンアメリカで働くことが出来るように、スペイン語の学習は今後も怠ることなく続けていきたいと思っています。また、今後スペイン語話者はどんどん増えていくので、スペイン語を何らかの形で活かすことが出来たらいいと思います。 しかしこの留学で、自分のスペイン語力の低さを痛感し、またスペイン語だけでなく英語の重要さも思い知らされました。バルセロナでの生活で出来た友人たちと、もっと円滑に深い話が出来るようになるまで今後も学習を続けていきたいと思います。そして語学だけでなく、文化や歴史、政治や経済についてももっと知らなければならないことはたくさんあると思うので、理解をより深めていきたいと思います。