Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2014年10月号 経済学部 A.T

①環境について

ワルシャワ経済大学、Szkoła Główna Handlowa w warszawieの略称でSGHと呼ばれています。(以下SGH)大学施設はあまり大きくはなくて駅周辺に点在してます。下方に建物の図があるので参考にしてもらえるとわかりやすいと思いますが、ここまでが大学の敷地というわかりやすい目印がないので日本の大学よりもキャンパス感がありません。授業は①のメインビルディングをはじめ多くの建物で行われ、私も①、②、⑥、⑪の建物で授業を受けています。建物同士が1~2ブロックほど離れている場合があるので授業間の移動が大変で、ある曜日の授業間はほとんど走って移動しています。International Officeは②の建物内にあり、クラスの相談やわからないことがあると担当の先生を尋ねに行きます。しかし、龍大の国際部の先生方ほどフレンドリーではないのでとてもさみしく感じます。SGHの外観は薄ピンクやオレンジでとても可愛いです。扉や階段、装飾のひとつひとつが映画のようで、最初のほうは日常感がありませんでした。こういうところにヨーロッパにいるんだなと思わされます。街並みも日本と基本的な構造が異なるので見ているだけで幸せな気持ちになりますが、首都であるワルシャワは都会なのでアメリカの街並みに似ているなと感じます。旧市街などはカラフルな建物の色に大きな窓や装飾でヨーロッパらしい美しい外観を見ることができます。

②寮での暮らし

駅、大学から徒歩5分圏内でとても便利です。基本的には留学生寮ですが、現地の学生や大学院の学生など幅広く住んでいます。2人部屋しかないので必ずルームメイトと生活することになります。同じ国、同じ大学の人とはならないように組まれるので、日本人と同じ部屋になることはありません。私のルームメイトはフランス人の大学院生です。美人で優しくてお姉さんのように慕っています。そして、キッチン、シャワー、トイレが共用で各フロアに2つずつあります(シャワーは計4つ)。部屋には冷蔵庫やクローゼット、棚や机など必要なものが一通り揃っており、2段タイプかセパレートでベッドがあります。部屋により広さも異なり、私の部屋はベッドがセパレートタイプで柱があるので少し狭く感じます。洗濯は地下にいくつか洗濯機があり自由に使うことができたのですが、ここ最近、無料の洗濯機が撤去され有料の洗濯機が設置されました。この先どうなるのかはまだわからないですが、もし有料のままでいくのなら1回5PLNです。あと、寮には無料Wi-Fiが飛んでいるのですが、すごくゆっくりです。部屋により強度も異なるのですが、全体的にさくさく動画を読み込んだり、Skypeで通話はできません。ルーターを買うか検討中です。

右から順に、SGHの建物配置図、①のメインビルディング、留学生寮(Sabinki)です。