①授業紹介
今期私はポーランド語を含め、Polish for beginners, English for Advertising & Marketing, Service Marketing, Marketing Communication, Quality Management, History of International Relation, Ethics in Business, English for International Relationの8コースを受けています。ワルシャワ経済大学では留学生もポーランドの学生と同じ授業を受けることができるのですが、英語で開講される授業を選択するので自動的に留学生のほうが割合的は多いです。しかし、ポーランドの学生であれ、留学生であれ、みんなネイティブのように流暢に英語を話せるので、積極的に参加しないと発言できません。どの授業も基本的に少人数制で多くても20人を超える程度です。多くの授業がパワーポイントを使って進められ、グループワークや、ワークショップ、学生によるプレゼンなど日本の大学の授業とは違って授業への参加度が重要視されます。私は経済学部ですが、マーケティングやマネジメントについて学びたかったので今期は丁寧に授業を進めてくれるマーケティングの授業を多く取りました。周りと比較して自分の英語力や知識の低さに発言するのが億劫になる毎日ですが、諦めず参加していこうと思います。それから、ポーランド語はすごくすごく難しいです。発音や性別によって変化する単語の多さ、文法まで複雑で正直授業中は頭の中が?マークでいっぱいです。他の授業が英語であるのもあり、ポーランド語に慣れるのにも時間がかかります。ようやくポーランド語を認識できるようになってきましたが、まだまだわかりません。帰国するまでに日常会話程度までは話せるようになりたいです。
②ポーランドにおける日本語学習
SGHは経済大学なので学生は経済、経営を勉強しています。日本に興味・関心を持っている学生はあまり多くありません。しかし、ワルシャワに滞在する日本人と交流する機会があり、ワルシャワ大学に留学している日本人学生と知り合い、そして日本語を勉強しているポーランドの学生とも出会うことができました。また、留学生向けのイベントでクラクフに訪れたとき、日本語学科のあるヤギェウォ大学の日本語教授と知り合い(日本人の方です)、そちらの日本語学科の学生との交流会にも参加しました。ワルシャワ大学、ヤギェウォ大学、ともに大学自体のレベルも高いのですが、日本語学科も狭き門らしく、学生みんなとても流暢に日本語を話すのですごく驚きました。その教授によると、日本語を学ぶ人口が多いのは圧倒的にアジア圏の国々ですが、日本語の習得率の高さではポーランドが上位に入ってるそうです。まさかこんな離れたポーランドで日本文化や日本語を熱心に勉強し、こんなに上手に話せる学生がいるとは思ってなかったです。日本や日本人を好きだと言ってくれて純粋に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。日本人として恥ずかしくないように行動していきたいと思います。