①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
ハワイはアメリカの他の州に比べ、比較的犯罪が少ないと言われています。私自身も、ハワイに来てから危ないと感じたり危険な目にあったりしたことは特にありません。しかし、暗くなってから一人で外を歩くときは、やはり少し怖いと感じます。大通りは車通りも多く明るいところが多いですが、大通りから少し外れると、人通りも少なく暗いところが多いです。ですので、夜遅くに一人で出歩くことは出来るだけ避けるようにしています。
大学のキャンパス内でも、バイクの盗難や不法目的侵入、猥褻行為など、意外と犯罪が頻繁に起きているので注意が必要です。 また、ハワイにはとても多くのホームレスがおり、道路や公園にテントを張って寝泊りしているのをよく見かけます。大学の近くでもたまにホームレスの人を見かけ、お金を求めて声をかけられたこともあります。ホームレスの人々の中ではドラッグやアルコールが出回っていることも多いので、その点では気を付けなければなりません。
一方、自動車の交通マナーは比較的良いと思います。信号のない横断歩道などでは、運転手は止まって歩行者を優先してくれます。日々の主な交通手段はバスですが、バス内でトラブルや犯罪が起こることもほとんど無く安全だと言えます。ただ、場所によってはバスの本数がとても少ないところがあるので、夜に帰宅する際などは予めバスの時刻を調べておいた方が安全です。
②Happy Thanksgiving!
アメリカの盛大な行事の一つThanksgiving Dayは、毎年11月の第4木曜日と定められており、今年は11月27日がこの日に当たりました。この日は秋の収穫を祝い感謝する日ですが、現地の友達がThanksgivingを祝うようになった元々の由来を教えてくれました。
17世紀の初め、イギリスからのPilgrim(巡礼者)が現在のマサチューセッツ州に訪れた際、食べ物もなく厳しい寒さに凍えていた彼らに、アメリカの先住民族たちが農業のやり方を教えました。そして秋になると、豊富な食べ物を収穫することが出来、彼らはこれらの実りと助けてくれた先住民族に感謝しました。
これが現在のThanksgivingの始まりだそうです。この日と、その後3日間は学校が休みになり、家族や親戚と共に大人数でごちそうをいただきます。料理は家庭によって少しずつ異なるようですが、多くの家庭では七面鳥やマッシュポテト、クランベリーソース、パンプキンパイなどを食べます。私はこの日はホストファミリーの家に行き、一緒にディナーを食べました。また、Thanksgivingの日にテレビでアメリカンフットボールの試合を見るのも一般的で、家族や親戚と一緒に試合観戦もしました。
Thanksgivingは秋の実りに感謝するだけでなく、身近な友人や家族、日々の生活に改めて感謝する日でもあります。たくさんの人と共にこの行事を祝って、アメリカの文化を肌で感じることが出来ました。