<オリエンテーションについて>
ntnuのオリエンテーションは、入寮日の翌日にありました。15:00~17:30の時間帯にあり、受付を済ましてから指定された座席に案内されるという感じでした。私の予想ですが、ntnuに登録した学部ごとに席が指定されていたと思います。その学部の中でもだいたい国別に分けられており、座席も日本人で固まっていました。このオリエンテーションを通して、今季から台湾留学をスタートさせる日本人全員と知り合うことができ、すごく安心したのを覚えています。それぞれみんな不安な気持ちを抱いているのは同じでした。
オリエンテーションの説明は、全て英語と中国語で行われました。理解するのに必死でしたが、手元に配られた冊子と前のスクリーンを見ながら大体のことは理解できました。ペースもあまり速くなく、質問できる時間もしっかりと設けられていました。ビザの手続き、学校紹介、入学手続き、履修登録の方法、時間割、翌日にあるテストについて、主に説明されました。オリエンテーションの最後には新入生同士での交流時間も設けられていました。
MTCのオリエンテーションは一週間後の3月4日に行われました。これも英語と中国語での説明でしたが、説明を受けた後、国別に分かれ日本人の先輩方が建物内を案内してくださいました。日本人の生徒は、他の国と比べても比較的多く、驚きました。
この2回行われたオリエンテーションをきっかけに、いよいよ留学生活がスタートするのだなと実感させられました。
<留学生活最初の1カ月間>
日本を離れ、台湾での生活が1カ月経ちました。最初の頃は毎日が新鮮で1日がすごく長く感じていました。今では台湾での生活にも慣れてき、最初の1カ月が長いようで、あっというまに過ぎました。
授業開始までの10日間ほどは自由の時間がたくさんあり、早速「ランタン祭り」と言われる台湾でも有名なイベントに行くことができました。半年前から来ている日本人の先輩方に声をかけてもらい連れて行ってもらいました。
紙でできたランタンに願い事を筆で書き、さらに火をつけて自分の手でそのランタンを気球のように空に飛ばします。失敗して空高く飛ばないランタンもありますが、私たちは無事に飛ばせることができました。一斉に200個のランタンが目の前で夜空に上がる光景は、とても幻想的で感動しました。
その会場に近い十分という人気スポットにも行きました。台湾最大の滝である「台湾のナイアガラ」とも呼ばれる滝も見てきました。森の空気がとても気持ちよく、自然に触れる一日でした。
休日は課題をしたり、台北市内をぶらついたり、映画を見に行ったり、台湾のプロ野球を観戦しに行ったりと充実しています。映画はもちろん字幕が中国語なので勉強になると思います。
寮には台湾に来て知り合った日本人の方たちがたくさんいて、先輩方には相談をしたりアドバイスをもらったりして、助けられています。つい最近、私たちの歓迎会も含めて顔合わせとして、日本人全員で日本料理を食べに行きました。いろんな地方から集まっており、海外での日本人同士の出会いも大切にしていきたいと思いました。