オリエンテーションについて
私は、Essenに来る前にベルリンで3週間の語学研修を行っていました。そのため、Essenには3月29日に来ました。事前にメールで、オリエンテーションや授業に関する問い合わせをしましたが、詳しい内容を知ることが出来ず、Essenに到着し、寮や銀行、ビザの手続きにおわれ、また入寮してからの1週間インターネットが使えない状態だったために、オリエンテーションの期日を知ることが出来たときには、すでにオリエンテーションが終了した後でした。また、授業登録は3月29日までだったこともEssenについてからわかり、もう少し早めにEssenに来ておいたほうが良かったと後悔しました。
授業登録は期日までにすることはできませんでしたが、大学の国際部のようなところにメールを送り、授業の先生に直接申し込むことで授業を登録することができました。Duisburg-Essen大学は、留学生のための語学コースといったようなものはなく、IOS(いろいろな語学の授業)の中から自分で受講したい授業を登録するという形です。ドイツ語での講義(般教、ゼミ、各学部の講義など)には限りはありませんが、IOSの中からは3授業しか申し込むことが出来ません。ですが、受講したい授業の先生に直接に申し込むことで、単位は出ませんが受講することができます。
環境について
○Duisburg-Essen Universität
Essenキャンパスは広く、交通の便も良いところにあります。構内には緑も多いので、きれいな大学だと思います。カフェ・食堂も多くあり、学生証にお金をチャージして支払いを行います。図書館でのコピーなどもこの学生証から支払いを行います。この学生証を受け取る際、約200€を支払わなければなりません。ですが、この学生証で、Nordrhein-Westfalen州内の電車・バス・地下鉄が学生証で乗り放題になります。日本食や日本スーパーが多いDüsseldorfや、ケルン大聖堂で有名なKölnにも行き放題です。
寮は、大学から1番離れている寮で、大学まではおよそ30分かかります。寮は、斜面の上(軽い小山)にある寮なので、最寄駅(Essen-Steele)までの行き帰りで疲れます。しかし寮の周りは緑が多いので、軽いハイキング気分を毎日味わえます。毎日1万5千歩以上歩いています。気分がのらないときや、疲れているとき、IKEAからの帰りなどは、Essen-Hbfから寮のすぐ近くまでのバスもでているので、安心です。
私は、各自の自室があり、2人でキッチン・トイレ・シャワーを共同する部屋に住んでいます。洗濯は1階に2か所、共同の洗濯室があり、そこでも学生証で支払いを行います。インターネットは1カ月3GBを無料で使え、それを越す場合は、有料になります。
自由課題「手続き等について」
最初の月なので、手続き等について説明したいと思います。
○寮
まず、大学にある寮を管理する事務所へ行き、入寮のサインや、書類をもらいます。それから寮に行き、寮父さんに連絡をして鍵をもらいます。事務所も、寮父さんも曜日によって働いている時間が違うことと、受付時間はそれほど長くないので、事前に調べてから行く方が良いと思います。インターネットは自分のPCのIPアドレスと、住所をインターネット会社に知らせなければ使えません。手紙を送るか、会社に電話をかけて知らせます。
○大学・授業関係
大学・授業関係の書類は、留学生用の事務所へ行きもらいます。その後、銀行口座の開設と、龍谷大学で入った保険が有効なものかどうか保険会社に行き証明をもらう必要があります。そして再びその事務所へ行き、銀行口座、保険の確認をしてもらい、約200€支払うと学生証をもらうことができます。
授業登録は、インターネットで行います。しかし、先ほども言ったように、私は申込期日が間に合わなかったために、E-Mailを送り授業登録を行いました。後は、直接授業に行き、担当の先生に説明すると、すんなりと授業を受けることが出来ました。
○ビザ
日本人は90日間観光ビザがあるので、それほどあわてる必要はないと思います。ドイツの銀行口座の残高証明が必要なので、銀行口座を作り、日本からお金を送ってもらった後に行くと良いと思います。私は、ドイツに着いたときに、ビザの手続きがしやすくなると聞き、日本で父と事前に大阪のドイツ領事館へ行きました。そこで、父の銀行口座の英語での残高証明を見せ、証明証をもらうことができました。しかし、その証明書は全く役にたちませんでした。ドイツの銀行口座に、700€(1か月分の生活費)×12カ月分(=90~100万円)が入った金額の残高証明を持って来いと言われますが、実際1000€ぐらいで十分です。
私は、出発前、Berlinの語学学校の手続きに頭がいっぱいだったことと、情報の少なさから、これらのことは知りませんでした。しかし、そんな私でもドイツ人の友達の手をかり、自分で電話やE-Mailを送ることで、無事にドイツでの学生生活を始められています。出発前に、手続きについての情報の少なさを感じたので、手続き等についての説明を行いました。