Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2015年6月号 国際文化学部 Y.O

[治安、危険を感じた事]

台湾での生活も4カ月を過ぎようとしています。台湾の治安は良い方だと思います。危険を感じたこともまだありません。ほとんどの台湾人は外国人に対して親切であり、優しいです。台北市内でも治安は良いので暮らすことに困難を感じることはありません。

しかし、『危ないな』『気をつけないといけないな』と思うことがあります。それは台湾の交通です。特に横断歩道を渡る時には、十分気をつける必要があります。台湾では朝も昼も夜もバイクや車、バスなどいつでもどこでもたくさん走っています。バイクの数は誰もが驚くほど本当に多く、台湾ではバイクが交通手段の主流となっています。日本では信号を渡る時には歩行者優先だったり、車やバイクはしばらく止まって待ってくれます。しかし台湾では歩行者を気にせず、どんどん突っ込んできたり、目の前をすごいスピードで通っていきます。日本のように待ってはくれません。なので毎回周りを確認して渡るようにしています。

あと一つ、トラブルではないですが、気をつけた方がいいと思うことがあります。買い物をした時、ごはんを買ったとき、お釣りが足りないことが何度かありました。日本ではすごくきちんとした接客、正確な対応が当たり前のように感じます。それに比べて台湾の接客は良い意味で適当、台湾人のゆるさを感じます。レジをする際に、日本のように店員とお客さんの確認の会話があまりありません。無言の接客を受けることもあります。なので、お釣りを受け取った時は必ず確認をするようにしています。日本でもすることだと思いますが、外国のお金で慣れていないと余計にややこしいので、注意した方がいいと思います。

 

[香港・マカオ旅行]

この間3カ月分のセメスターが終わり、1週間の休みがありました。わたしは韓国人の友達とこの休みを利用して、香港とマカオへ旅行に行きました。外国の友達と旅行に行くという経験は、もちろん初めてだったので不安もありました。

今学んでいる中国語を使える国へ旅行に行くことは、普段感じることのできない貴重な経験にもなりました。香港では広東語が使われているので、中国語が通じなかったですが、香港のディズニーランドとマカオでは中国語が通じました。勉強している中国語を旅行先で使うこと、母国語が違う友達と数日間ずっと中国語を使って会話すること、お互いを高め合うすごく良い機会でした。

私は台湾での留学生活の中で、台湾で知り合った友達と他の国にもたくさん旅行に行き、文化の違い、経験を増やしたいと考えています。自分の国、留学している国のほかにいろんな国の文化を知ることで、更に自分の視野が広がり、新たな発見があると思います。