Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2017年3月号 文学部 Y.T

① 余暇の過ごし方

スペインには祝日が多く、またバレンシア州の特有の祝祭日もあり、そのような日には学校も休みになるので連休になることがしばしばあります。まとまった休みがあるときには、できるだけ前もって予定を立てて旅行をしています。スペイン国内はバス網や電車がとても発達していて値段も安いのでバスで近場の名前しか知らないような街に行っています。特に僕が気に入っているのはバレンシアから電車で40分ほどのところにあるサグントという街で、山城とそこからの景色に惹かれて友人を連れて行ったりしています。  何も予定を立てていない休日には、趣味のカメラを持って街歩きをしています。バレンシアには日曜日のみ入館料が無料になる施設が多く、美術館や博物館、また普段の街の景色などの写真を撮るなどして余暇を過ごしています。

② バレンシアの3月

バレンシアではスペイン三大祭りの1つとされるLas Falas(サンホセの火祭り)が3月中旬に行われました。3月に入ると静かなはずのバレンシアの街中に爆竹の音が鳴り響き、毎日14時になると市庁舎広場で大量の爆竹が花火のように打ちあがっていました。夜にも花火をやっていたり、近所で爆竹が鳴っていたりと非常に騒がしくて夜もなかなか眠れませんでした。中旬に入ってくると街のいたるところに大きな人形が姿を現します。人形は投票によってランキングがつけられ、1位になった人形はお祭りが終わると火祭り博物館に保存されます。それ以外の人形は最終日に燃やされます。また、最終日の深夜には市庁舎広場でいちばん大きな人形が燃やされます。僕は友人たちとその市庁舎広場の人形が燃やされるのを観に行きました。深夜1時に燃えるのを見るために夜の10時頃に場所をとって始まるのを待っていました。時間が近づくと広場は人で埋め尽くされ身動きが取れないほどでしたが、その年の最大のされるFallaを観ることができてとても満足でした。