①余暇の過ごし方
こちらに来てからは、日本に居た時よりも余暇が多く、ゆとりがあるように感じます。学期中にもCongéと呼ばれる中休みのような休みが1週間ほどあり、小さな旅行丁度良い期間なので活用させてもらっています。リヨンは交通の便が良く、飛行機やTGV(フランスの新幹線)で他の都市だけでなくヨーロッパ諸国へのアクセスも非常に容易です。更にSNCF(フランスの国鉄)ではCarte jeuneという若者向けの割引システムも存在するので交通費が安く済むのも有難いです。
また、通常の授業がある日であっても友人と食事に行くことや、遊びに行くことはしばしばあります。先日は友人に誘われてボーリングに行ってきました。ボーリング場と、ビリヤード場とゲームセンターとバーが合体したような施設が大学の近くにあり、行ったのが土曜の夜だったのもあってかなり大勢の人でにぎわっていました。ボーリングの結果は散々でしたが。市内にカラオケもあるらしく、短期間の余暇であれば日本での過ごし方と大差ないように感じます。
普段単独行動をしている時はふと思い立ったようにリヨン市内を探索したり、適当に見つけたカフェでのんびり本を読んでいたりします。この近郊はカフェが多いので雰囲気の良さそうなカフェを探して歩くのも楽しみだったりします。
②花粉症
日本では毎年天気予報にまで出る花粉症ですが、フランスにも花粉症は日本ほど患者数が多くないにしろ存在します。私自身が比較的重症な花粉症患者で、毎年この時期はマスクと薬が無いと生活できないレベルです。しかし、こちらではマスクを着けたまま外出しているとまるで不審者かのような扱いをされてしまいます。どうも顔を隠しているということに敏感なようです。仕方ないのでマスクはせずに生活していたのですが今月に入ってから花粉症の症状が悪化してしまったのでとにかく薬を買うことにしました。
花粉症患者の少ない国で花粉症の薬が市販されているのかという心配があったのですが、飲み薬や点鼻薬も市販しているようです。ただ、日本で多く流通しているフェキソフェナジン塩酸塩を使用した薬は、医師の処方箋がないと貰えないようですので日本で今飲んでいるものと同じ薬を飲みたい場合は出国の前に事前にかかりつけ医に相談する必要がありそうです。幸いにも私はこちらで買った薬でも効果があったので今のところはどうにかなっています。事前に準備するに越したことはありませんが、万一渡航時に薬を持って来ることが出来なかったとしても現地調達することは可能でした。