Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2017年3月号 国際学部 M.Y

 

*余暇の過ごし方
東フィンランド大学では、龍谷大学のように時間割が週単位で固定されているわけではなく、それぞれの授業によって回数や開始終了の期間などが違いとても変則的です。なので、すごく授業が詰まっている期間があれば、全然ない期間もあります。ヨエンスーのシティセンターは大きくなく、お店も土日は空いてないか、すぐに閉まってしまうので、特にここといって遊びに行けるところが少ないです。時間があるときは、課題、友達とご飯を作る、Language cafeに参加(下に詳しく書きます)、旅行、スーパーで買いだめ、お菓子やパンなどを焼く などしています。フィンランドにはスーパーが何種類かありますが、Lidlというところが一番安いので、そこで大体1週間分の食材を買って使うようにしています。スーパーに行く回数を減らすことで、節約にもなります。また、Polar bearと呼ばれる、サウナ施設があり、そこもオススメです。サウナであったまった後、冷たい湖に入るのは勇気がいりますが、とってもスッキリして気持ちがいいので、是非挑戦してみてください。日本では、空いた時間にはバイトを入れていたので、最初はこんなにある時間をどうやって過ごそうか戸惑いましたが、自分の好きなことができたり、ひたすらゆっくりしたり、将来のことについて考えてみたりできる時間の中で、これからどうしていきたいか、少し明確になって来た気がします。こんな時間が、大学2回生のこの時期に持てて良かったなあと思います。
週末に友達とムーミンワールドに遊びにいきました!
冬の間は2週間弱だけ開いています。
モロッコ人の友達が、タジン鍋を作ってくれました。
人生初タジン鍋!とても美味しかったです。
天気のいい日は是非凍った湖に散歩に行ってみてください。
(サングラスが欲しくなるくらい眩しいですが)
こんなに自然を感じることができるのも、
ヨエンスーのいいところだと思います。
*Japanese Language Cafe
東フィンランド大学では、基本留学生が主催の、Language cafeと呼ばれるものが毎週開かれています。これはいろんな国の留学生が、自分の言語を教えてくれる教室みたいなものです。韓国語、スペイン語、イタリア語、英語、アラビア語、ロシア語などなど 自分の興味のある言語を友達から教えてもらえます。わたしも韓国語の集まりに参加していますが、友達同士などですごくカジュアルな雰囲気だし、わいわい楽しく外国語に触れることができるので、とても好きです。また、今期は日本語のLanguage cafeのまとめ役をさせてもらっています。もともと日本語教師にも興味があったので、人に教える、まして英語で日本語を教えた経験はゼロですが、思い切って挑戦させてもらうことにしました。まとめ役として、Facebookでグループを作り、ミーティングの日を決める投票を毎週行って、その日に何を教えるか内容を決めて、資料を作ったりしています。この準備も今期の時間があるときにやっていることの1つです。ミーティングの日は、私が前に立ってずっと話すのではなくて、日本人の友達がたくさん手伝いに来てくれるので、少人数のグループに分けて、教えてあげています。日本語はアニメや漫画の影響で、興味を持ってくれている人が多くて、とても喜んでくれるのでやりがいがあります。普段は大学でやっているのですが、先日市民図書館でやらせてもらったときは、フィンランド人の市民の方が子供から大人までたくさん来てくれて、ひらがなを紹介したり、折り紙を一緒に作ったりしました。すごく好評をいただいて、またやってほしいと言われたので、4月の末に2回目を開催する予定です。
図書館でのLanguage cafeの様子。