①環境について
私が留学しているドイツのデュースブルク・エッセン大学は、パソコンや図書館などの設備が日本の大学より整っていると感じます。しかし、その一方で、トイレや教室の空調機などの設備はやはり日本の大学の方が良い気がします。
キャンパスの大きさや、保有している施設は龍谷大学とそれほど変わらないと思います。
私がドイツの大学でとても驚いたことは、デュースブルク・エッセン大学の学内には、学生達が授業を受けている間に子どもを預けるための【保育園】が存在していることでした。
ドイツの大学に対する概念は、日本の大学に対するそれとは少し違っていて、私と同じくらいの年齢の学生から、既に家庭をもっている学生、ずっと学生を続けている人など、とても学生層が広いのが特徴です。それゆえ、大学内に保育施設が必須なのだと教わりました。
街並みはとても美しいと思います。
日本とは家の建築様式が全く異なっており、また、ストリートも自然が溢れています。
至るところに芝生が生い茂っており、暖かい日などはたくさんの人が芝生に寝転んで本を読んだりしています。ドイツに来るまで、芝生で寝転ぶのは物語の中だけだと思っていた私は、初めて芝生で寝転ぶ人を見たときにとても驚きました。
また、私の住んでいるデュースブルクという街には森や湖が住宅地の周りにたくさんあり、まさに海外!という雰囲気の街なので、とても刺激的な環境だと思います。
②日本デー
5月20日に、デュッセルドルフという街でJapan Tag(日本デー)というお祭りが開催されました。
このお祭りは、デュッセルドルフにある在独企業の宣伝や日本の文化、食べ物などをアピールする祭りです。
このお祭りには、日本に興味を持っているたくさんの人がヨーロッパ中から集まります。
中でも、日本のアニメやマンガ等のサブカルチャーを目的にやって来る人が多く、コスプレイヤーがたくさんいます。
ジブリなどのとても有名なコスプレから、誰も知らないようなコアなコスプレをしている人まで、たくさんの人がいました。
終盤には日本の花火がライン川の河川敷に打ち上げられ、日本デーは締め括られました。
日本のお祭りというより、むしろコスプレのお祭りのようになっていたので、ちょっと複雑な心境になりましたが、日本から遠く離れた異国の地で、ほんの少し故郷を感じることが出来てとても良かったです。
とてもすごい人混みで、少し歩くだけでも人にぶつかってしまうような環境だったので、財布などの貴重品は取られないようにしっかり管理しないといけないと思いました。