Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2017年5月号 政策学部 N.S

1.授業紹介

私は語学堂の授業の他に大学の授業を2つ受講しています。

交換留学生は私のように「語学堂+大学授業」を選択する他に語学堂だけ通う場合や大学授業だけを通うなど、自分がしたい選択を出来るます。また、大学授業では演劇学部、医療学部をなど除いたほとんどの学部の授業の中から選ぶことが出来るので韓国人の学生よりも優遇されています。

ですが、授業は想像以上に難しいです。私が取っている授業の一つである北朝鮮の授業で例えると韓国人学生は北朝鮮学部に入って専門的に1~2年間既に勉強している人です。その人達と一緒に受講するので語学が不慣れ+北朝鮮への知識がみんなよりも劣っている私にとってはとても難しく、その難しい授業に3時間集中するのもしんどい毎日です。

かと言って留学生用の授業が簡単な訳でもありません。留学生用の授業はオールイングリッシュです。授業内で出会う人によっては韓国語が少し通じる人もいますが私のチームは全員英語しか出来ませんでした。初めは英語を頑張ってついて行く努力をしましたが、私が意思疎通出来ない事で迷惑をかけている事とその環境が3時間続く(1回の授業が3時間)ことが耐えれず、受講取消期間に取消申請をしました。

結果、私は大学の授業は2つしかとっていません。他の日本人の中には単位を取らなければならないから日本語を習う授業などを取っている人もいますが、私は龍谷大学で既に単位をほぼ取ってから留学する事が出来たので有難く、単位取得の為ではなく自分が聞きたい授業を一生懸命聞かせてもらっています。

 

2.語学堂について

5月31日で語学堂の春学期が終わりました。最初の学期だったので要領が掴めないこともありましたが今となっては日常生活の一部となっていて楽しい毎日でした。

東国大学の語学堂は中国人が圧倒的に多く、私のクラスは12人の中国人と2人のベトナム人そして日本人は私1人という構成です。他の大学に比べて日本人が圧倒的に少なく語学堂に通う日本人は僅か20人程度しかいません。なので授業中に理解できないことを教え合う中国人やベトナム人を毎日見ていると私も相談出来る日本人がクラスにいたら良いなと思うことがありました。そして休み時間になると教室や廊下は韓国語よりも中国語が飛び交っています。休憩時間に私が輪に加わる事で韓国語で話さなければならず、嫌がられるんではないかと思ったこともありました。語学堂の先生によるとこの状況に慣れない日本人も多いようです。

ですが実際中国人は世話好きの暖かい心を持っている子が多いように思います。慣れないことが多い私にいろいろ教えてくれました。そして思った事ははっきり言って行動します。本音と建前という日本の文化とは大違いで私はこの文化に慣れて大好きになってしまいました。今では韓国人以上に中国人の親しい友達が増えました。

語学堂の話から少しずれましたが、語学堂では韓国語だけでなく中国文化も知れる機会なので中国に感心を持てるとより楽しい留学になると思います。