試験について
試験は日本の大学と同じように中間試験、期末試験が存在する。英語学部では、前期、後期と分かれ、それぞれに中間試験、期末試験がある。試験は科目別に分かれており、それぞれ、reading writing listening speaking である。reading listingは主にieltsの過去問題や練習問題から出されること多い。writingは簡単な文章作成、speakingはペアによる会話などが出題される。事前に問題が明かされることもあり、準備が不可欠である。また、いわゆる単位取得点についても諸説あり、6.0や5.0、4.0と生徒の意見もバラバラで一致を見ない。また開催される日付も曖昧で、ベトナム語学部ならともかく英語学部ではシラバスすら配られないため、常に先生の連絡を聞き、予想することが大切である。中間試験はいつもの教室で行われるが、期末試験は別である。名前順振り分けられ教室も別である。ある日突然張り出されるため、注意が必要。後日の成績もまた、ある日突然サイトにアップされため、気を付けなければならない。
カンニングが一般的であるため、他人は気にせず、テストに集中するとよい。
風呂トイレについて
日本人にとってとてもなじみ深い風呂ではあるが、ベトナムには湯につかるという習慣はない。風呂文化は日本とは大きく異なる。
ベトナム人は基本的にシャワーのみで済ませる。あれだけ高温多湿な気候だと、風呂の一つにも張りたくならないものかと考えるが、入らない。サウナも使わない。そういう文化がないのだ。歴史的には沐浴の文化、つまり川で体を洗う話は聞いたとこがあるが、見たことがない。ハノイの川はとにかく汚いので入りたがる人は誰もいないだろう。最寄りの川にTô Lịch川があるが、一度通ればわかる、匂いがひどい。見ればわかる、明らかに汚い。日本もかつて、工業廃水による公害が問題になったが、ベトナムは現在進行形だ。今様々のところで汚染が確認され、訴訟問題に発展している。とにかく、風呂がない生活というのは日本人には答えるかもしれない。私は月に一度ほど、日系ホテルにある、温泉に入りに行っていた。
トイレもまた日本とは違う。当然だがウォシュレットはない。さらに言えば、トイレットペーパーもない。私も外出時困ったが、かならずティッシュを用意しよう。さもなければトイレで途方に暮れることになるだろう。ではベトナム人はどうしているのか。みたところ、ティッシュを常備している様子もない。さては…。
もし、あなたがハノイのトイレにいけば、便器の隣にシャワーが据え付けられているのが目に付くだろう。はじめは清掃用かと思うだろうが、これでお尻を洗うのだ。これが簡易ウォシュレットになる。最初は距離感や威力を調節できず、困惑するだろうがいずれ慣れる…ことは私には出来なかった。ベトナム人はこれで洗ったのち、ハンカチ等で拭くかそのまま出てくるそうだ。高温多湿の環境のため、多少濡れていても意に介さないらしい。