①オリエンテーションについて
こちらの大学では9月に新学期が始まるので、私たち交換留学生も一般の新入学部生と同じ扱いになります。そして、新学期が始まってからの1週間はfresher’s weekと呼ばれる、たくさんのオリエンテーションやキャンパスツアー、新入生を対象としたイベントが開催される期間となっていました。オリエンテーションは直接メールで参加しなさいと指示されるものもありますが、多くの場合は配られたパンフレットやインフォメーションデスクに表示されている情報を頼りに、自分で参加するかしないかを判断して参加するものが多く初めは少し戸惑いました。しかし、international studentsに対するサポート体制が非常に整っており、みんなとても親切に対応してくれるために不安を感じることはほとんどありませんでした。また、学生には各々アカデミックアドバイザーと呼ばれる先生がついており、日本人には日本人のアカデミックアドバイザーの方がついてくれるのでとても安心でした。
Fresher’s weekには日本では考えられないようなイベントがたくさん開催されていました。そのイベントの一つであるFresher’s Fareでは食べ物やTシャツなどが無料で配布され、とても賑わっており、現地の学生と関わることのでき、とても楽しいイベントでした。またイギリスにもサークルのようなsocietyと呼ばれるものがたくさん存在し、新入生こちらの学生はそのsocietyに複数個加入しているのがとても印象的でした。さらに、それらのsocietyには国や民族、宗教に関するものが多かったことにも衝撃を受けました。
②感じたこと
9月16日にOxford Brookes Universityに到着し、約2週間が経過しました。
初めの数日間は、慣れない町、食事、文化の中で、新しい友達と母語ではない言語を使用しコミュニケーションを取りながらの生活はとても大変で、毎日不安と闘いながら過ごす日々で、入学したばかりの大学1年生をもう一度体験しているような、怒涛の日々でした。大学のIntroduction や Enrollmentに関する情報も自分で調べ、わからないことがあれば現地のスタッフの方に聞き、大学に行くまでのバスもinformation centerの人に尋ねながら、自分一人で行動しなくてはならず、毎日自分の部屋に帰ると疲れ果ててすぐに寝てしまうような生活を送っていました。しかし約2週間が経過し、新しい生活にも少しずつ慣れ、同じ寮のFlat matesとも徐々にコミュニケーションが取れるようになり少しずつ新しい生活が楽しくなってきました。でもやはり、慣れない生活や気候に体は疲れているようで、新しい生活に慣れ始めたころこそ十分な休息と体調管理が必要なように感じています。
また、イギリスの大学に来て最も強く感じていることは、海外の学生にとっては、自分の国ではない国の大学に進学することは珍しいことではなく、極めて身近であるということでした。実際にEU圏内からの学生はもちろん、スリランカやマレーシアなどから来ている学生も多く在籍しており、様々な文化や言語に触れ、刺激的な日々を過ごしています。
登校中のバスの車内の様子