①オリエンテーションウィーク
ヒューロンユニバーシティカレッジに着いてからの初めの一週間は、プレオリエンテーションウィークというものから始まります。この期間で、寮で暮らす上での最低限の知識を身につけます。そしてこの期間の1日目に寮で暮らすために必要なものを買いに行くイベントもあります。(到着した日は夜だったので、何も買いに行けず、ベッドはマットだけの状態で寝ました。)そのほかにも、大学にどのような機関があるのかなど、学生証の使い方も教えてもらいます。そして何より他の国の交換留学生と行動を一緒にするので、仲良くなれるいい機会だと思いました。このプレオリエンテーションウィークの一週間が終わると、オリエンテーションウィークが始まります。主にメインキャンパス(ウエスタンユニバーシティ)で行われるイベントが多かったですが、ヒューロンユニバーシティカレッジはメインキャンパスの隣なので、移動に困ることもありませんでした。オリエンテーションウィークはメインキャンパスの学生だけでなく、その傘下の大学と一緒にやるので、一大イベントになり、日本の学園祭の数倍の盛り上がりがあります。オリエンテーションウィークの内容は様々でスペシャルゲストを呼んだ特別講義もあれば、世界的に有名な歌手を呼んだコンサートなどもあります。他国の留学生だけでなく現地の学生とも友達になれるチャンスなので多少疲れていても、積極的に参加することが大事だと思いました。(各イベントの参加は全て強制ではありません)
②トロント散策&ベースボールゲーム
こっちの大学に来て約3か月がたったころに、現地の大学用に作ったメールアカウントにトロントに野球の試合を見に行くというイベントが行われるというメールが入りました。野球をやっていた僕は、留学をする前からメジャーリーグの試合を見に行こうと思っていたので、ちょうどいい機会だと思い申し込みました。試合内容はトロントに本拠地を置いているブルージェイズ対メジャーリーグの代表格のニューヨーク・ヤンキースでした。トロントにあるロジャース・センターという野球場で、夜の7時からの試合でした。大学からバスに乗りトロントまで約2時間の移動でした。トロントに着いてから7時まで時間があったので、少し街を散策することにしました。トロントの街並みには、少し近未来な部分を感じ、建物一つとっても、とても魅力的に感じました。それから市内のショッピングモールで少し買い物をして、球場にいきました。球場に行ってから気づいたたことは、ニューヨーク・ヤンキースの先発ピッチャーが田中将大(マー君)選手だということでした。もとからブルージェイズのファンだった自分にとっては、どちらを応援すればよいかわからない状況になってしまいましたが、結局両チームとも応援していました。試合自体は8対1でブルージェイズが勝ちましたが、球場の大きさや球場の盛り上がりは、日本にはないものがあり、非常に楽しむことができました。