Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2017年5月号 国際学部 R.N


1 この留学を振り返って

正直なところ自分が思い描いていた留学とはかけ離れていた生活を送っていました。まずアメリカではたくさん友達を作って遊びに行くことは理想でしたが、実際は日々の授業で課されるリーディングの量が日本で受けていた英語の授業の比ではないくらいの多さで毎日のように大学の図書館に通って教科書や本を読んでいました。それだけでなくレポートや授業の予習などもする必要があったので前期は必死で勉強しました。それでも成績はあまりよくなかったのですが、前期で頑張ったお陰で後期は慣れもあってか毎日の課題をこなす事が出来ました。留学中は海外の友達と遊んだり、色々な経験をする事は非常に重要ですがやはり勉強するために大学へ留学しに来たのでそこが疎かにならないようにバランスを取ることが僕にとっては難しかったです。勉強が忙しいのはまだいいのですが自分はトラブルに巻き込まれることが多々あり、辛い思いを沢山しました。しかしそういったトラブルも周りの友達はもちろん家族や龍谷大学のグローバルセンターの方達のおかげで乗り越えることができたうえ、精神的に鍛えられた部分もあるので結局留学中に起こった出来事は全ていい想い出となりました。また、海外ではどんな出来事に遭遇するか分からないので友だちでもホストファミリーでも誰でもいいので現地で本当に頼れる人がいる、というのは自分が日々の生活を送る上でも非常に心強いですし大事なことであると実際に行って感じました。

 

2 帰国後どう留学経験を活かす予定か

今は自分がこの留学を通して得た数々の経験と語学力がどう将来に活かせるのかよく考えています。アメリカで1年という期間でいろんな出来事があり、周りの支えがありながらも乗り越えられた事は僕の中で大きな自信になりました。無駄な事は一つもなく、全て今と将来の自分の糧となっていると思います。僕は留学前よりアメリカに対して憧れがありましたが、留学中一回も日本へ帰りたいと思った事はありませんでした。それくらい有意義なものでありました。正直僕が留学の間に見て来たアメリカはほんの一部でまだまだ知らない事が沢山ありますが、確実に言える事がこの留学でさらにアメリカが好きになったという事です。まだまだアメリカでしたい事や知りたいことが沢山あるので出来る事からどんどん挑戦していきます。