現地の学生・友人について
オックスフォードに来て約半年ほど、こちらの学生と関わってきてとにかく思うことは、こちらの学生はオンとオフをはっきり切り替え出来ているということです。課題の締め切りなどが近づくと授業に出席する学生が減ったりはするものの、授業中に寝ている学生を私は見たことがありません。また友人については、セミナーで出会った友達、グループプレゼンで同じグループになり仲良くなった友達、また同じフラットに住んでいて仲良くなった友達がいます。私はそれほど友達が多いほうではないのですが、周りの日本人留学生を見ていても、みんな様々な形で友達を作っているように思います。寮は女子だけの寮などを選べるのですが、女子寮を希望していても男女ミックスの寮になってしまうこともよくあります。私もそのパターンでした。女子だけの寮に住んでいる友達は、定期的にフラットのみんなとお出かけする日を設けたりして仲を深めているところもあるようです。私の場合は、男女ミックスなのでみんなで出かけるということはありませんが、キッチンでたまたまみんなの料理をするタイミングが同じになった時などは、たわいもない話をしてコミュニケーションをとっています。誰か一人でも困ったときに頼れる友達を最初に作れると、しんどい時、本当に心の支えになります。
キャドバリーチョコレート工場
先日、イースターブレイクを利用して、海外でよく見られるイギリスのチョコレートメーカーのCadburyのチョコレート工場に行ってきました。このチョコレート工場は映画チャーリーとチョコレート工場のモデルにもなったといわれている工場です。バーミンガムという地域にあり、Oxfordからは電車で約1時間半で行けました。ただチョコレートを作っている様子を見学するだけかと思いきや、工場の中はアトラクションのようになっており、進む順番が決まっていてその通りに進んでいくのですが、その途中にはシアターがいくつかあり、キャドバリーの歴史について楽しく学べるような工夫がされていました。
昔カカオにはどれほどの価値があったのか、どのように使われていたのか、というものを示すパネルがありました。
また歴史だけではなく、どのようにチョコレートが作られているのかを実際に見て、体験できるようなブースもあり、子供から大人まで十分に楽しめるようになっていました。
出来立てのチョコレートが試食でき、チョコレートの上にのせるトッピングを2種類自分で選んでカスタムすることができました。
そして、ここに足を運んで感じたことは、食の教育、自国の歴史について知ることの大切さです。食や工場は、自分や国を支えるためになくてはならないものであり、子供たち自身には学ぶという意識がなかったとしても、それらに触れられる機会があるということはとても貴重で大切なことだなと思った、楽しい工場見学でした。