試験について
以前にも説明しましたが、試験は1 学期の内、中間と期末の2 回行われます。科目は4科目あり、リスニング・読み書き・速読・口語となります。基本的には教科書の内容に沿って先生がテスト問題を作成しますが、教科書以外からの問題も出題されたため、HSK対策にもなりました。中等2 級に所属していた私のクラスでは、だいたいHSKの5級〜6級程度の内容で、クラスメイトの大部分は既に中国語を流暢に話すことができていたため、リスニングや読み書きの試験よりも、口語の試験内容が難しかったです。留学前に口語を学べる環境があれば良かったと思いました。
試験の成績についてですが、中間テストと期末テストの点数と、出席日数や提出物などの平常点が加算されます。言語学生は本科生とは違って、平常点は厳しくはありませんが、欠席が多いと期末テストが受けられないと言われているため、注意が必要です。
金銭面のやり繰りについて
中国では、支払いの多くをスマートフォンで済ませます。その支払い制度の登録のためには、中国国内で作る銀行カードが必要でした。そのため、中国での生活が始まってすぐに、カードの手続きをしました。留学までに用意したものは、1 ・2ヶ月分の生活費(中国の空港にて換金)と、振込や引き出し手数料があまりかからない中国銀行(大阪支店)の口座と銀聯デビットカード(中国銀行のキャッシュカード)です。ただ、銀聯付きのこちらのカードでは、アリペイやWe chatペイに繋げることができないため、お金を送金してもらう用として持っていました。日本にいる家族に、他銀行から中国銀行の口座に入金してもらうと、中国でその日のうちに引き出すこともできたため、中国留学前に必ず用意しておく必要があると思います。