Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2019年3月号 経営学部 S.T

オリエンテーションについて

大連外国語大学では、オリエンテーションのひとつに交換留学生の交流会があります。交流会では各国別々に集まり、日本、韓国、ロシア、その他の国別に集まって交流会が行われます。大連外国語大学に関する映像が流され、学校の授業や施設などの説明があります。もちろん、中国語での紹介映像ですが、日本語の字幕があるので、中国語を聴きながら日本語を見てしっかり理解できるように配慮されているなと感じました。交流会を進行する先生方も日本語を話せる先生が担当してくれます。慣れない環境で不安に思う事も沢山ありますが、日本語、韓国語、ロシア語や英語を話せる先生が学内にいるので、留学生にとっては慣れない環境でも安心して留学生活を送る事が出来ると思います。大連外国語大学の紹介映像を観たあと、日本人の交換留学生達の自己紹介の時間があり、日本の大学や学部を紹介しあいます。この交換留学生の交流を通じて、同じ日本からの留学生と知り合う事が出来ます。このように、学校側が主催している交流の場で様々な国からの留学生と知り合う事が出来るので、友達作りに困る心配もありません。不安に感じることや、悩んでいることも、先生方が親身になって相談にのってくれたり、授業やクラスもオリエンテーション期間であれば自分に合ったクラスや、レベルを選びなおす事ができます。このオリエンテーション期間に自分のレベルに合ったクラスをしっかり選ぶ事が重要であると感じました。

 

クラス選びについて

授業が始まる前に、クラス決めの為にプレイスメントテストを受けます。このプレイスメントテストで今後自分が受けるクラスのレベルが決定します。筆記試験、口語試験の2種類のテストを受けます。筆記試験1時間程度、口語試験15分程度でした。クラスのレベル設定はかなり細かく決まっています。入門班、初級A.B.C、中級A.B,C、高級A.B.C、に分かれています。この他にも、本科生のために別のクラスがあります。テストの結果でクラスが分かれますが、そのクラスがもし自分に合わないと感じた場合は、本登録前の三日間他のクラスを受けてみることができ、自分に最適なクラスを選ぶことも出来ます。プレイスメントテストの結果だけで決めてしまうのではなく、他の授業も体験する事ができる点がとても良いと思いました。自分のレベルと合っていないと感じた学生は皆、プレイスメントテストで決まったクラスからレベルを上げたり下げたりして、調整していました。このように、大連外国語大学のクラス選びは自分に合ったものを選択でき、中国語を伸ばすのに最適な環境であると思いました。自分に合ったいないクラスで勉強していても、ついていけなかったり、簡単過ぎても意欲が低下してしまうと思ったので、クラス選びは重要視して、慎重に選びました。