Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2019年2月号 国際学部 T.Y

試験について

私が勉強している教育学では試験はあまりありません。その代わり、グループごとのプレゼンテーションとレポートの提出が多く、英語でのコミュニケーション能力かかなり問われます。その一方で龍谷大学でいう一般教養のような授業もあり、その場合は試験があります。私の個人的見解ですが、東フィンランド大学の期末試験はかなり難しいです。

例えば、私が受けた英語の歴史を学ぶ『Changing English』では、毎週のように難しい課題があり、予習として500ページを超える文献を読んでいく必要がありました。さらに内容がかなり難しくテスト2週間前から毎日図書館で夜の11時まで勉強していました。

テストの形式は論述が基本になります。ノートの持ち込みについては先生によりますが、持ち込み不可が多いです。質問の内容はかなり難しく大変でしたが、とても語学力を向上させることができました。

 

就職活動について

私は現在三回生で年明けから就活をスタートさせました。もちろんフィンランドにいるので合同企業説明会もいけず、ネットと先輩に相談することで情報を集めています。三回生の後期以降に留学する人は、ほぼこの状況に陥ると思うので、このことについて述べていきたいと思います。

1 就活の事を考えて、帰国日を考える必要がある。―これに関しては2つ選択肢があります。一次募集のために早めに帰るか、面接に行けない企業があっても、ぎりぎりまでフィンランドに残るか、です。これに関連しては人それぞれだと思いますが、どちらにしろ3月と4月はエントリーシートを書くことで大忙しになると思います。

2 SPI、エントリーシート対策―キャリアセンターの人が言っていたのですが、SPIがとても重要らしいです。私はこのために教材を持っていきましたが、マイナビのサイトでも大量に問題が解けます。今年の一月から始めましたが、内容はキャリアセンターの人が言っていたよりも私的には難しく、7割以上正解するのに二か月かかりました。これも人によりますが国語と数学が苦手な人は早めにすることをおすすめします。

3 エントリー解禁(3月1日~)―私は三月初旬にこのマンスリーレポートを書いているので、3月からことも書いていきます。3月1日からは一言でいうと頭がおかしくなるぐらい辛いです。2月のうちに行きたい企業が決まってる人はあまり辛くないと思いますが、私はエントリーシートを書いていく中でやりたいことが変わっていったので、企業研究からやり直しました。そのため、現在毎日10時間以上パソコンに向かって企業を探したりエントリーシートを書いたりしています。さらに、人によってはこの時期にテストやレポートの課題があると思います。

4 留学前にしておいたほうがいいこと『グローバル時代のキャリア設計の授業を受けておく』、『就活の証明写真を撮っておく(スマホかパソコンにその写真を入れておく)』―まず一つ目ですがIC生の人は上記の授業を受けることをおすすめします。この授業で就活の基本的な内容について学べます。次に証明写真ですが、これは強くお勧めします。なぜならエントリーシートを出す際に必要になるからです。私は日本で証明写真を撮ることを忘れてフィンランド人の友達に借りてフィンランドで撮りました。ちなみにヨエンスーではスーツはH&Mで安く買うことができます。

私はこのように留学生活の後半は多くの時間を就活のために充てることにしましたが、せっかくの留学の機会を留学生との交流や勉強に専念するのも一つの選択肢だと思います。

Korean food partyでの一枚