Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2019年4月号 経営学部 A.M

①環境について

東国大学校周辺の環境は非常に充実しています。学校の近くには明洞や東大門があり、それぞれ徒歩15分ほどで行くことができます。最寄り駅は、地下鉄3号線の동대입구역(東大入口駅)、3,4号線の충무로역(忠武路駅)の2か所があり、弘大、梨大、江南、梨泰院、景福宮などの人気スポットへ最大30分ほどでアクセスできます。私は、ちょっとしたものは明洞にあるダイソーで買い、食品や生活用品は℮マートなどで買っています。最近は、「NoBrand」という℮マートのプライベートブランド(日本のスーパーやコンビニが出しているそれと同じ)商品をよく買います。東大門に売り場があり、低価格で品数も豊富です。少し余談ですが、「coupang」という通販アプリも活用しています。生活用品などを低価格で購入することができるので非常に便利です。

学校の周辺は、飲食店やカフェが軒を連ね、多くの学生や会社員で賑わいます。その中には、テレビで紹介されるような有名なお店もあり、並んでいることもしばしばあります。忠武路駅1番出口には映画館があり、東国大学生は6,000ウォン(約600円)で観賞することができます。非常にありがたい安さです。

東国大学校は、創立110年以上の歴史ある学校で仏教の精神を基礎としています。構内には仏像や鐘があり、仏教を身近に感じることができる、和やかな雰囲気の学校です。図書館は、21時まで開いていて、遅くまで利用することができます。構内にはカフェ、売店、食堂、ATMが多く、学生たちはこれらをよく利用するようです。さらに、銀行、郵便局も構内にあるため、振り込みや宅配の用事があれば、ここで済ませることができます。充実したサービスが用意されている大学と言えます。

②寮について

私は、南山学舎に住んでいます。寮は2人部屋で、部屋やルームメイトは寮の行政チームが指定します。部屋には「シャワー、トイレ、洗面台、クローゼット、ベッド、机、椅子、冷蔵庫、エアコン」が付いていますが、「ハンガーやドライヤーなどの備品」は一切ありません。そのため、それらのものは個人で用意しなければなりません。布団は着いてから寮の下のカフェで購入できます。価格は、40,000ウォン(約4,000円)です。寮の1階には、洗濯室やスタディールームがあり、自由に利用できます。洗濯機と乾燥機は1回の使用につき、それぞれ1,000ウォン(約100円)です。1回用洗剤を洗濯室にて500ウォン(50円)で購入できますが、私はマートで買ったものを使っています。洗濯室にはアイロンもあり、無料で使用できます。寮内や各部屋はWi-Fiが完備されており、ネット環境が充実しています。他にもジムを無料で使えたり、食堂やコンビニがあり、生活環境は整っていると思います。

南山学舎は点数制で運営されていて、罰点が累積20点で強制退寮となります。例えば、門限(0時)を守らないと3点、飲酒をしたら10点といった感じです。逆に、毎月の室内点検での評価が優秀だと5点付与するといった制度もあります。それから、寮では自炊ができないので、食堂に行くか、外食、もしくは、コンビニやマートで食料を購入します。私は、カップ麺やレトルトご飯などをよく買います。

龍谷大学の学生は、寮に半年間住むことができますが、学期途中で一度更新の手続きをしなくてはなりません。最初の支払いは、渡航後1週間ほどして支払います。2回目は、5月の後半ごろです。あくまで今年の例ですが、2/25~6/21までで1,492,500ウォン(約144,000円)、6/22~8/23まで787,500ウォン(約76,000円)です(円は2019.4.28現在)。寮費は、国際送金してもらうか渡航前に現金で持っていくことになります。

留学に対して、大きな期待や希望があるでしょう。一方で、不安なことも多いことかと思います。

このレポートが少しでも役に立てれば幸いです。

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