Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2019年4月号 国際学部 M.T

現地の学生、友人について

私がポーランドのワルシャワ経済大学を選んで良かったと思う1つの理由は素敵な友達ができたことです。ワルシャワ経済大学にはたくさんの国から留学生が来ています。ヨーロッパからの留学生が多いですが、アフリカやアジア、南北アメリカからの留学生も来ているので国際的な環境で、同じクラスで勉強したり、寮で一緒に住んだりしています。友達は、授業でグループワークやプレゼンを通して仲良くなったり、大講義の授業で隣に座った子と今では一緒に出かけたりするほど仲良くなりました。ここで出会った人たちは、ポーランド人に限らずみんないい人ばかりです。

現地の学生は授業に対して積極的です。積極的に授業に参加できるのは、知識の量だとこれまでの授業を通して思いました。自分の知識の少なさに毎回のように悲しくなります。政治、経済のことから、国際的なニュースまで広い視野で物事を見ているのだなと感じさせられます。現地の学生たちを見て、自分の無知さに驚きながら、彼らのその姿勢から学ばされることがたくさんあります。

この留学で、色々な国からの学生や友人と出会って、本当にここに留学に来てよかったと思っています。出会った人たちがみんないい人たちだったことだけではなく、授業やコミュニケーションを通して、英語を学ぶことやもっと知識を増やすための勉強が必要だというモチベーションに繋がっているからです。あと少ししかない時間を、大切に使っていきたいと思います。

 

言語について

英語圏ではない国の一番の不安は言語だと思います。ポーランドは、英語を話せる人が多いと思います。ワルシャワは首都なので、多くの若い人は英語を話すことができます。高齢者になると英語を話せる人は、本当に少ないです。なので、スーパーやパン屋、コンビニでは英語を話せる人はあまりいません。なので、Dzień dobry(こんにちはのような挨拶)やDziękuję(ありがとう)やDo widzenia (さようなら)

などを使って買い物をしています。やはり、交通機関やお店の表記などはほとんどポーランド語なので、初めは困ることばかりでした。どこへ行くのにも、何を買おうとするにも読めない。わからない。という問題がありました。そこに、少しストレスを感じてしまうことがありましたが、今では、言語の面でもポーランドを選んでよかったと思います。英語圏ではない国のメリットとして、新しい言語を学べる機会を得られることです。また、新しい言語を学ぶことで英語を学ぶモチベーションにもつながっていると思います。デメリットは、日常の中で、英語圏の国より英語を話す機会や見る機会が少ないことと英語が通じにくい場合があることです。しかし、ワルシャワ経済大学では、英語での授業を受けますし、友達との会話は英語です。お店で英語が伝わらなくても、人が優しいので、なんとかわかってもらうことができます。なので、英語圏でない国に留学することは大変に感じることがありますが、私は新しい言語を自然と吸収できる環境も素敵だと思います。