①オリエンテーションについて
淡江大学にはピックアップサービスがあるため、私は空港に着いてから同じくピックアップサービスを希望する学生らとともに、マイクロバスで寮へ向かいました。空港に着いて荷物を受け取り、出口へ向かうと「淡江大学」と書かれた看板を持った担当者がいます。私は出発時間より少し早く着いたので、その間に寮費と生活に使うお金を少し両替し、SIMカードの契約をしました。寮や学校にはWiFiの設備が整っていることや、学校の付近や街中にも携帯ショップはたくさんあることから、特に空港で契約する必要はないと感じましたが、学校付近だと中国語しか通じないお店もあるので、注意が必要です。また携帯会社によって回線速度や値段も違うため、あらかじめ調べておくと良いと思います。
寮に着くと必要なお金を払い、簡単な手続きを済ませます。入寮の手続きが完了すると、寮の担当者を通じたLINEのグループに入るので、重要なお知らせはそこで確認できます。中国語と英語でアナウンスしてくれるので、中国語をあまり話せない私にとってとても助かりました。また、学校が始まるまでの詳細をリストにしたパンフレット(こちらも中国語と英語表記)をもらえるため、このリストに沿って準備ができます。寮の担当者にも分からないことは気軽に相談できます。入国して15日以内に行う居留証の手続きについても、インターネットのARC online application formで登録するのですが、その際に必要な書類などもすべて寮の担当者が対応してくれました。オリエンテーションでは寮生活における注意事項や、履修登録の方法を詳しく説明してくれました。
↑オリエンテーションの様子
②寮生活について
私の暮らしている麗澤学舎は3~4人部屋で、韓国人と台湾人の3人部屋で、勉強机の上にベッドがある型式でした。収納スペースや自分専用のクローゼットもあります。寮で最初に手続きを済ませた際に、枕とシーツ、布団を借りることができます。しかし布団が少し薄いと感じました。台湾の2月の気候は日本ほど寒くはないですが、夜は特に冷え込むため、私は次の日に近くのお店で毛布を買いました。台湾人の中にはダウンコートを着込んでいる人が多いですが、薄いコートが一着あれば十分過ごせると思います。またマットレスが固いので、気になる人は購入していました。
寮の設備はとても整っていて、思っていたより清潔でした。各階に共有のトイレとシャワー、冷蔵庫、台所、洗濯機(1回20元)があります。ウォーターサーバーもあるため、水には困らないし、熱湯でカップラーメンも作れます。キッチンで自炊するには用具を揃える必要がありますが、台湾は外食文化で飲食店も付近にたくさんあり、とても安いため、私はいつも外でご飯を食べています。学校やスーパーからも近く、バス停もすぐそばにあるのでとても便利です。
今期は新型感染症の影響で授業開始日が2週間遅くなりました。その間感染症に危機管理を持って少し出かけたり、中国語の勉強をしたり、淡江大学で開講されている科目のシラバスを見て、履修内容を考えるなど、休暇を有意義に過ごしました。
↑寮の部屋