Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リールカトリック大学
2020年2月号 国際学部 K.T

試験について

試験前には2週間ほどのバカンスがあります。フランス人学生はこの期間に大量の課題やテスト勉強をしますが、留学生はフランス人学生と比べてあまり授業を取らないので、あまり課題がなく、バカンスを楽しみます(もちろんバカンスの旅から帰ってきてからは勉強漬けになりますが、、笑)。

日本の大学のように、テスト期間に別途いつもの教室とは別の場所で行われるテストと、いつも通りの教室でテスト期間より前か後に行われるものの二つに分かれます。

内容は様々で、だいたいoral と名前の付くものは喋るテスト、écrireと名前の付くものは筆記テストになります。

私が実際に取っていた授業のテストをいくつか紹介します。

前期にISTCで取っていた英語開講(フランス人学生と)での授業「management and communication」:

中間テストでは40人ほどいるクラスから毎週5人ずつ前に呼ばれ、授業に関する先生からの質問3つに口頭で答えるというものでした。問題の範囲は表示されているものの、何が聞かれるのか分からないのでかなり緊張しました。

最終テストは筆記で、中間テストの内容とその後の授業の内容を混ぜた問題が10問ほど提示され、その中から4問選び回答する、という物でした。

FLSHでの「留学生のためのフランス語」:

授業内でテストを行いました。文法と語彙についての筆記テストでした。

8つにグループが分かれているので、そのグループごとにテストの内容が変わります。

ISTCでの「留学生のためのフランス語」:

毎回の授業で一人ずつ自分の好きなテーマで10分ほどのプレゼンテーションをします。

最終テストは文法と語彙についての筆記テストでした。

FLSHでの「Version」:

これは英語からフランス語に訳す授業でしたが、中間テストも最終テストも内容はほぼ同じで、英文をフランス語に訳していく、というものでした。ちなみに英日の紙辞書の持ち込みは可能でした。(アメリカ人留学生などとの不公正をなくすため。)

FLSHでの「expression oral en français(留学生のみ)」:

授業はみんなで円になり色々な議題に対してフランス語で議論するというもので、その中で間違った文法や表現があれば先生が注意してくれる、というものでした。

テスト(口頭)は同じレベルの学生同士で二組を決められ、その二人で引いた議題について15分議論する、というものでした。議題は全て過去に授業で取り扱ったものです。

ちなみに私は「日曜日に仕事をすることに賛成か反対か」という比較的簡単な質問に当たることができました。私は賛成で、フランスで日曜日にどこも店が開いていないのが不便だと主張しました。。

 

Carnaval de Nice

2月のバカンスではまたあのニースのフランス人家族(別号参照)の家を訪れ、1週間ほどお世話になりました。今回はCarnaval de Niceに参加してきました! ヨーロッパ三大カーニバルのひとつです。

大きな人形やモンスターがパレードをし、夜のパレードではイルミネーションがとても美しかったです。

そのパレードとは別にBataille de flours(花合戦)というイベントが並行して行われるのですが、それも楽しかったです。投票で選ばれた花の女の人たちがいろんな花を投げてくれ、それを取り合うイベントです。私はミモザという黄色の花を沢山得ることはできましたが、これは一番取りやすい花です。笑

バラやチューリップなどの花になると競争率が高くなるので大変です。怪我をする勢いです!笑

また人生で初めてキャンピングカーにも乗せていただきました。キャンピングカーから見るニースの綺麗な海は想像以上に綺麗でびっくりしました。

 

これはマクロン大統領夫妻です。笑     花を投げる選ばれた女の人たち。

 

 

日本文化もありました「mode de kawaii」と書いてあり嬉しかったです。